西短、東福岡、大濠、東海大福岡など県大会へ~秋季大会第13日




第151回九州地区高校野球福岡大会は29日(木)、南部でパート決勝(5回戦)4試合、北部でパート決勝(同)2試合が行われ、新たに6校が県大会に名乗りを上げました。この結果、県大会に出場する8校は以下のように決まりました。(赤字はシード校)

<南部> 福岡、東福岡、福岡大大濠、西日本短大附
<北部> 近大福岡、飯塚、東海大福岡、折尾愛真 

県大会初戦となる準々決勝は10月2日(日)に4試合が行われ、ベスト4が出揃います。

【南部】———–——
春日公園野球場の第一試合はシード・東福岡が三井と対戦。初回に2点を先制した東福岡は2回以降も毎回安打を放ちながら決定打を奪えず、2-1と僅差のまま終盤を迎えました。ようやく8回に藤岡の2ランで追加点をあげると9回にも2点を加えて突き放し、粘る三井を振り切って2021年春以来となる県大会出場を決めました。

【三井-東福岡】9回表東福岡一死三塁 中園が左犠飛を放つ

第二試合は福岡工が初回に連続長打で1点を先制しましたが、福岡大大濠は3回に打者13人を送る猛攻で9点を奪って逆転すると、4回にも2点を追加して5回コールド勝ち。福岡大大濠は昨秋以来、2季ぶりの県大会出場となります。

小郡市野球場の第一試合・筑陽学園ー福岡の一戦は序盤から激しい打ち合いとなりました。6-8で迎えた8回表に筑陽学園が同点に追いつきましたが、その裏に福岡が3点をあげて勝ち越し、そのまま押し切りました。福岡は昨秋、今春に続くベスト8入りとなります。
第二試合は久留米商と西日本短大附、筑後地区の強豪同士の一戦。4点を追う久留米商は7回に1点を返すと8回に一挙4点を奪って逆転に成功しましたが、西日本短大附は9回裏に2点を奪い逆転サヨナラ勝ち。4回戦の福岡第一戦に続くサヨナラ勝ちの西日本短大附は、優勝した今春に続く県大会切符を手にしました。

◇春日公園野球場
▼Bパート決勝
東福岡 200 000 022=6
三井  000 100 010=2
〔東福岡は10月2日(日)飯塚と対戦〕
▼Cパート決勝(5回コールド)
福岡工  100 00=1
福大大濠 009 2x=11
〔福大大濠は10月2日(日)東海大福岡と対戦〕

◇小郡市野球場
▼Aパート決勝
筑陽学園 040 020 020=8
福岡   220 040 03x=11
〔福岡は10月2日(日)近大福岡と対戦〕
▼Dパート決勝
久留米商 000 000 140=5
西短大附 031 000 002=6
〔西短大附は10月2日(日)折尾愛真と対戦〕

【福岡工-福大大濠】1回表福岡工一死三塁 神野の左中間二塁打で冨田が先制のホームイン

【北部】———–——
光陵グリーンスタジアムでパート決勝の残り2試合が行われました。第一試合は2回戦でシード希望が丘を下した東海大福岡が、4-1で小倉東を破って春に続く8強入り。
第二試合の真颯館-折尾愛真は乱打戦となりました。真颯館は1-7から4~6回に9点を奪って逆転すると、折尾愛真も8回に3点差を追いつき延長戦へ。12回までに決着がつかずタイブレークに入った13回に折尾愛真がサヨナラ勝ちを収めました。折尾愛真も今春に続く県大会出場となります。

光陵グリーンスタジアム
▼Cパート決勝
小倉東   000 001 000=1
東海大福岡 012 010 00x=4
〔東海大福岡は10月2日(日)福大大濠と対戦〕
▼Dパート決勝(延長13回/13回はタイブレーク)
真颯館  
010 216 000 000 0=10
折尾愛真 052 000 030 000 1=11
〔折尾愛真は10月2日(日)西短大附と対戦〕

——

<大会第14日(10月2日)の試合予定> ———–赤字はシード校
【県大会】(準々決勝)
◇春日公園
▸福岡-近大福岡
福大大濠-東海大福岡
◇桧原運動公園
東福岡飯塚西短大附-折尾愛真


※日程・会場・試合結果などは主催者発表のものと照合・確認してください

 

 

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