近大福岡と飯塚が県大会へ名乗り~秋季大会第12日




第151回九州地区高校野球福岡大会は25日(日)、南部で4回戦6試合、北部でパート決勝2試合の計8試合が行われ、北部では近大福岡と飯塚が県大会出場を決めました。南部でもこの日でパート決勝に進出する8校が出揃い、29日(木)には北部で2試合、南部で4試合のパート決勝が行われ、県大会に出場する8校が決まる予定です。

【南部】———–——
2会場で各3試合が行われました。公立校同士の一戦となった桧原運動公園野球場の第一試合は、福岡が序盤から得点を重ね9回にも決定的な7点をあげて三池に大勝。シード祐誠を破るなど堅守で勝ち上がってきた三池は、ここで姿を消しました。第二試合はシード・東福岡が福岡中央に7回コールドで快勝。第三試合は福岡大大濠が、3回戦でシード校の沖学園を破った修猷館を下しました。

久留米市野球場では筑陽学園が5回に大量7点をあげて春日に5回コールド勝ち。久留米商は福岡舞鶴を終盤に突き放し、2021年春以来3季ぶりとなる県大会出場まであと1勝としました。第三試合は昨秋準優勝の福岡第一とシード校・西日本短大附の好カード。試合は2-1と福岡第一がリードして終盤を迎えましたが、西日本短大附は9回に追い付いて延長戦に持ち込むと10回裏にサヨナラ勝ちを収め、苦しみながらもパート決勝にコマを進めました。

◇桧原運動公園野球場
▼4回戦
福岡14-1三池
〔福岡は29日(木)筑陽学園と対戦〕
▼4回戦(7回コールド)
福岡中央 000 001 0=1
東福岡  203 302 x=10
〔東福岡は29日(木)三井と対戦〕
▼4回戦
福大大濠 101 003 000=5
修猷館  000 100 000=1
〔福大大濠は29日(木)福岡工と対戦〕

◇久留米市野球場
▼4回戦(5回コールド)
春日   000 00=0
筑陽学園 101 17=10
〔筑陽学園は29日(木)福岡と対戦〕
▼4回戦
福岡舞鶴 000 003 000=3
久留米商 100 201 11x=6
〔久留米商は29日(木)西短大附と対戦〕
▼4回戦(延長10回)
福岡第一 000 020 000 0=2
西短大附 001 000 001 1=3
〔西短大附は29日(木)久留米商と対戦〕

【北部】———–——
24日(土)に続く連戦となった4校によるパート決勝2試合が北九州市民球場で行われました。

第一試合は九州国際大付、小倉工と強豪を連破してきた北筑と、ここまで3試合を全てコールドで勝ち上がってきた近大福岡の一戦。試合は序盤から点の取り合いとなりましたが、4-3で迎えた5回に近大福岡が一挙に5点をあげてリードを広げると6回にも加点し、7回コールド勝ち。2002年夏から大会に参加している近大福岡は、春秋の大会では初の県大会出場となります。シード校・飯塚と嘉穂の筑豊対決となった第二試合は、序盤から小刻みに得点を重ねた飯塚が完封勝ち。昨秋に続く県大会出場を決めました。

北九州市民球場
▼Aパート決勝(7回コールド)
北筑   030 000 0=3
近大福岡 211 051 x=10
〔近大福岡は10月2日(日)筑陽学園-福岡の勝者と対戦〕
▼Bパート決勝
飯塚 101 012 001=6
嘉穂 000 000 000=0
〔飯塚は10月2日(日)三井-東福岡の勝者と対戦〕

——

大会13日目は29日(木)に予定されており南部でパート決勝4試合、北部でパート決勝2試合が行われ、県大会に出場する8校が出揃います。

<大会第13日(29日)の試合予定> ———–赤字はシード校
【南部】(パート決勝)
◇春日公園
▸三井-東福岡/福岡工-福大大濠
◇小郡
▸筑陽学園-福岡/久留米商-西短大附

【北部】(パート決勝)
北九州市民
▸東海大福岡―小倉東/
真颯館-折尾愛真


※日程・会場・試合結果などは主催者発表のものと照合・確認してください

 

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