福岡工・飯塚・北筑・折尾愛真などパート決勝へ～秋季大会第11日 |

４回戦に入った第１５１回九州地区高校野球福岡大会は２４日（土）、南部で４回戦２試合、北部で４回戦８試合の計１０試合が行われました。北部ではパート決勝に進出する８校が出揃いました。

【南部】———–——
久留米市野球場で２試合のみ行われました。今夏３回戦（福工大城東６－３福岡工）の再戦となった第一試合は投手戦となりましたが、１－１で迎えた７回に１点を勝ち越した福岡工が逃げ切り、夏の雪辱を果たしました。第二試合は三井が福翔を下し、パート決勝へ。春秋の大会が南北４校ずつによる県大会方式になった２０１２年秋以降、三井がパート決勝に進出するのは初めてのことになります。

◇久留米市野球場
▼４回戦
福岡工　　 000 001 100=2
福工大城東 000 010 000=1
〔福岡工は29日（木）福大大濠×修猷館の勝者と対戦〕
▼４回戦
三井８－２福翔
〔三井は29日（木）福岡中央－東福岡の勝者と対戦〕

【北部】———–——
３会場で８試合が行われました。

北九州市民球場の第一試合は、３回戦で九州国際大付を破った北筑が今夏ベスト４の小倉工と対戦。試合は序盤から点の取り合いとなり小倉工２点リードで終盤に入りましたが、北筑は８回、相手の連続失策で１点差に迫ると２本の適時打で逆転。小倉工も９回二死二塁と追いすがりましたが、あと一歩及びませんでした。
第二試合は嘉穂が序盤４－０とリード。その後、星琳に２点差まで迫られましたが、８回に松延・幸野の連続適時打で３点を加えて突き放しました。第三試合は４回までに３点をリードした真颯館に対し、中間は６投手をつぎ込む細かな継投策でかわし、８回には１点差まで迫りました。それでも真颯館はその裏に４安打を集めて決定的な３点を加え、中間を振り切りました。

大谷球場ではシード飯塚が今夏８強の東筑と激突。試合は飯塚３点リードで終盤を迎えましたが、東筑は８回に２点、９回に１点をあげて延長戦に突入。タイブレーク寸前の１２回、飯塚は３点を勝ち越すと、その裏の東筑の反撃を１点におさえて逃げ切りました。第二試合は小倉東が常磐に７－１で快勝。第三試合は２－２で迎えた９回裏、折尾愛真に劇的なサヨナラ本塁打が飛び出し、北九州市立を破りました。

桃園球場では近大福岡が小倉を８－１の７回コールドで下し、２０１３年春以来となるパート決勝進出を決めました。次の北筑戦に初の県大会出場がかかります。第二試合は３回戦でシード希望が丘を破った東海大福岡が豊国学園に６－０で完封勝ち。今春に続く県大会出場まであと１勝としました。

◇北九州市民球場
▼４回戦
北筑　 011 000 030=5
小倉工 102 010 000=4
〔北筑は25日（日）近大福岡と対戦〕
▼４回戦
嘉穂 110 200 030=7
星琳 000 200 002=4
〔嘉穂は25日（日）飯塚と対戦〕
▼４回戦
中間　 000 020 010=3
真颯館 010 210 03x=7
〔真颯館は29日（木）折尾愛真と対戦〕

【星琳－嘉穂】４回裏嘉穂一死一、三塁　打者松延（６）の時、スクイズのウエストボールが暴投となり己城が生還

◇大谷球場
▼４回戦（延長12回）
飯塚 000 010 300 003=7
東筑 100 000 012 001=5
〔飯塚は25日（日）嘉穂と対戦〕
▼４回戦
小倉東７－１常磐
〔小倉東は29日（木）東海大福岡と対戦〕
▼４回戦
北九州市立 000 000 020=2
折尾愛真　 000 000 022=4
〔折尾愛真は29日（木）真颯館と対戦〕