九国大付が初戦敗退、飯塚・城東など4回戦進出~秋季大会第8日




第151回九州地区高校野球福岡大会は大会8日目の17日(土)、台風14号接近が伝えられる中で南部で3回戦4試合、北部で2回戦1試合と3回戦5試合の計10試合が行われました。シード校が2校登場した北部では、飯塚はコールド勝ちをおさめましたが、昨秋と今夏の福岡大会を制した九州国際大付が初戦で敗れる波乱がありました。

18日(日)、19日(月)の全試合は台風接近のためすでに順延が発表されており、22日(木)以降に順延となっています。

【南部】———–——
この日から3回戦に入り、各校とも2試合目に入りました。桧原運動公園野球場では三井が浮羽究真館との1点差の接戦を制して4回戦へ。三井が大会2勝を挙げるのは2016年夏以来で、躍進が続きます。第二試合は福工大城東2試合連続のコールド勝ちとなる8回コールドで伝習館に快勝しました。

大牟田延命球場では福翔福岡工が2桁得点を挙げて4回戦へ。福岡工は次戦、今夏の福岡大会3回戦で敗れた福工大城東との再戦となります。

◇桧原運動公園野球場
▼3回戦
浮羽究真館 100 000 000=1
三井    000 011 00x=2
〔三井は24日(土)福翔と対戦〕
▼3回戦(8回コールド)
伝習館   000 000 00=0
福工大城東 001 030 12=7
〔福工大城東は24日(土)福岡工と対戦〕

大牟田延命球場
▼3回戦
福翔11-5福岡大若葉
〔福翔は24日(土)三井と対戦〕
▼3回戦(5回コールド)
福岡工10-0久留米高専
〔福岡工は24日(土)福工大城東と対戦〕

【北部】———–——
2回戦最後の一戦となった北九州市球場の第一試合は北九州高専が5回コールドで玄界に快勝。第二試合から3回戦に入り、小倉工は福岡魁誠に競り勝ち、近大福岡は8回コールドで折尾を下して4回戦進出を決めました。

光陵グリーンスタジアムの第一試合では3季連続の甲子園を目指す九州国際大付が北筑と対戦。九州国際大付は今夏優勝の原動力となった池田投手が先発しましたが6回までに3点を失って降板するなど、北筑に常に先手を奪われる苦しい展開に。6回裏に追い付いたものの、9回表に2点を勝ち越されると再び追いつくことはできませんでした(試合概要はスポニチアネックスを参照)。九州国際大付は2020年秋から続いていた九州大会の連続出場が「4」でストップ。また、県内の大会(春夏秋)での初戦敗退は、2013年夏に古賀竟成館に敗れて以来となりました。

第二試合は小倉が苅田工に打ち勝ち、第三試合はシード飯塚が田川を5回コールド勝ちで下し、それぞれ4回戦に勝ち上がりました。

北九州市民球場
▼2回戦(5回コールド)
北九州高専15-3玄界
〔北九州高専は23日(金)北九州市立と対戦〕
▼3回戦
福岡魁誠 000 100 000=1
小倉工  020 100 00x=3
〔小倉工は24日(土)北筑と対戦〕
▼3回戦(8回コールド)
折尾   100 020 00=3
近大福岡 000 200 53=10
〔近大福岡は24日(土)小倉と対戦〕

光陵グリーンスタジアム
▼3回戦
北筑   011 001 002=5
九国大付 000 012 000=3
〔北筑は24日(土)小倉工と対戦〕
▼3回戦(7回コールド)
小倉  103 013 4=12
苅田工 001 011 1=4
〔小倉は24日(土)近大福岡と対戦〕
▼3回戦(5回コールド)
田川 000 00=0
飯塚 162 01=10
〔飯塚は24日(土)東筑-青豊の勝者と対戦〕

——

大会9日目は22日(木)に行われ、南部で3回戦4試合、北部で3回戦6試合が予定されています。

<大会第9日(22日)の試合予定> ———–赤字はシード校
【南部】(3回戦)
春日公園
▸大牟田-筑陽学園/福岡―九産大九産
大牟田延命
▸三池工-三池/香椎-春日

【北部】(3回戦)
北九州市民
▸東筑-青豊/八幡-嘉穂/豊国学園-門司大翔館
光陵GS(3回戦)
▸星琳-八幡中央/希望が丘-東海大福岡/小倉東-育徳館


※日程・会場・試合結果などは主催者発表のものと照合・確認してください

 

 

 

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