’22選手権福岡大会を振り返る②~打撃編




今夏の福岡大会でベスト8に進出したチームの選手を対象に、プロ野球や東京六大学にならって「規定打席数=試合数✕3.1」として個人打撃成績を算出し、20位までを列挙しました(下表)。前回大会は打率4割以上が15人でしたが、今大会は19人。また、前回大会の打率20位は.360でしたが今大会は.391。いずれも前回大会を上回る結果となりました。

赤字は各部門の10位以内の数字、太字は部門トップ
九国大付・佐倉

打率は育徳館の7番打者・小森拓海選手(右)が.563でトップ。準々決勝の筑陽学園戦では無安打に終わりましたが、2~5回戦までの4試合で猛打賞を二度記録するなど全試合でヒットを重ねました。

次いで、投手ながら中軸打者として活躍した飯塚の白浜快起選手(右)が.556で続きました。長打率も0.8超えの2位で、表には記載がありませんが盗塁もトップタイの4つを記録、出塁率は6割を超えるなど野手顔負けの数字を残しており、打者としても優秀な成績を残しました。

3位に入った九州国際大付のスラッガー佐倉侠史朗選手(左)は本塁打(3)打点(17)で1位。長打率も唯一1.0を超えるなど、主要部門でトップを占めました。特に打点17は2位以下を大きく引き離しており、前回大会の最多打点「11」(西日本短大附・三宅選手)も大きく上回っています。

チーム別ではチーム打率1位の西日本短大附、同2位の小倉工からそれぞれ4人が20傑入り。優勝した九州国際大付は佐倉のほか1番隠塚、4番野田の両選手が打線を牽引しました。

打率21位以下の選手では、東筑の3番打者・堀田壮真選手(3年・右・打率.333)が打点9(2位)、長打率0.8(3位)と活躍。筑陽学園戦で2打席連続本塁打を放った中嶋悠太選手(3年・左・打率.333)も打点8(3位)、長打率.788(3位)とチームの上位進出に貢献しました。

なお、ベスト16以上のチームまで対象を広げると.615(13打数8安打)の黒田悠真選手(福岡大大濠・2年・左)をはじめ、.571(14打数8安打)の麻上桜雅選手(自由ケ丘・2年・左)、.529(17打数9安打)の塚本雄希ケン選手(西南学院・3年・右)の3人が打率5割以上を記録しています。

*長打率=1打数あたりの塁打数の平均値

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