’22夏は九国大付と筑陽学園で決戦~選手権福岡大会第18日




第104回全国高校野球選手権福岡大会は大会18日目の26日(火)、準決勝2試合が行われ九州国際大付と筑陽学園が決勝進出を決めました。九州国際大付は優勝した2016年以来、筑陽学園は同じく優勝した2019年以来となる夏の決勝の舞台で、両校の公式戦での対戦は2019年夏の準決勝(3-0で筑陽学園の勝利)以来となります。

【県大会】———–——

北九州市民球場>
第一試合は昭和42年以来となる優勝を目指す小倉工と、春夏連続出場を目指す九州国際大付が対戦。小倉工は九州国際大付の先発池田から初回に3安打を集めて2点を先制するなど、4回までに4-1とリードを奪います。それでも九州国際大付は5回に3本の二塁打などで同点に追いつくと、6回一死二、三塁から中上の内野ゴロの間に勝ち越し。7回には佐倉、毛利の2本の本塁打でリードを広げました。投げては5回から登板した野田が小倉工に得点を与えず9-4で逆転勝利をおさめ、春夏連続出場に王手を掛けました。

▼準決勝
小倉工  201 100 000=4
九国大付 001 032 30x=9
【小】山田→渡辺→小畑【九】池田→野田
〈本〉佐倉、毛利(九)

【九国大付-小倉工】5回裏九国大付一死二、三塁 大島の中犠飛で同点

第二試合は終盤に試合が大きく動きました。初回に2点を先制した筑陽学園に対し、飯塚は中嶋の2打席連続本塁打で逆転するとその後も得点を重ね、8回表を終えて9-4とリードを奪います。ところが8回、筑陽学園は無死一、二塁のチャンスをつくると楠、小野原のタイムリーで2点を返して飯塚先発の白浜をノックアウト。代わった中村から木口が押し出し四球を選び2点差に迫ると、高倉が右翼席に満塁本塁打を放ち11-9と逆転に成功します。飯塚も9回に1点を返し、なおも二死三塁から代打高橋が同点打を放って追いつきますが、筑陽学園は9回裏一死一、二塁から途中出場の高木が左翼席にサヨナラ3点本塁打。熾烈な打撃戦を制しました。

▼準決勝
飯塚  
 010 201 322=11
筑陽学園 200 000 273=14
飯】白浜→中村→小串→伊藤【筑】木口→小柳→木口
〈本〉中嶋(飯)高倉、高木(筑)

【飯塚-筑陽学園】4回表飯塚一死二塁 中嶋が2打席連続となる右越え本塁打を放つ

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決勝戦は休養日を挟んで28日(木)11時から行われ、8月6日に開幕する第104回全国高等学校野球選手権大会への出場校が決まります。

<28日の試合予定> ———–赤字はシード校

【決勝】(北九州市民)
九州国際大付
筑陽学園

※日程・スコア・選手名などは主催者発表のものと照合・確認してください

 

 

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