第104回全国高校野球選手権福岡大会は大会17日目の24日(日)、準々決勝の残り2試合が行われ飯塚と筑陽学園が準決勝進出を決めました。夏の連覇を狙った西日本短大附は飯塚に敗れ、昨年に続く甲子園出場の夢は準々決勝で潰えました。
【県大会】———–——
<北九州市民球場>
昨夏の準決勝で顔をあわせた両校の再戦となった第一試合は飯塚・白浜、西日本短大附・江川、両エースの先発で始まりました。飯塚は2回、四球を挟んで4連打を放つなど集中打で5点を先制。西日本短大附も5回に3連打と犠飛で2点差に迫り、試合は後半に入りました。西日本短大附は6回に一死満塁と同点のチャンスを迎えましたがこれを逃すと、飯塚は8回に暴投で貴重な追加点をあげ、9回にも二死からの短長打で突き放し、前年の雪辱を果たしました。飯塚は昨年に続く4強入りとなります。
第二試合はノーシードで勝ち上がってきた育徳館が、3年ぶりの優勝を狙う筑陽学園に挑みました。試合は序盤、育徳館が2本の本塁打などで6点を奪って主導権を握り、3点のリードを保ったまま終盤へ入りました。それでも筑陽学園は7回に代打楠、小野原の連続タイムリーで1点差とすると敵失で同点に追いつき、8回は押し出し四球で決勝点を奪って逆転勝ち。シード校の底力を見せつけて、3大会連続の準決勝進出を決めました。34年ぶりのベスト8入りを果たした育徳館でしたが健闘及ばず、初の4強入りはなりませんでした。
▼準々決勝
飯塚 050 000 011=7
西短大附 000 030 000=4
【飯】白浜→中村【西】江川
〔飯塚は7/26(火)筑陽学園と対戦〕
▼準々決勝
育徳館 231 000 000=6
筑陽学園 111 000 31x=7
【育】山口→馬場→藤本→山口【筑】木口
〈本〉高瀬、山口(育)
〔筑陽学園は7/26(火)飯塚と対戦〕
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準決勝は休養日を挟んで26日(火)に2試合が行われ、決勝に進出する2校が決まります。
<26日の試合予定> ———–赤字はシード校
【準決勝】(北九州市民)
▼第一試合 九州国際大付ー小倉工
▼第二試合 飯塚ー筑陽学園
※日程・スコア・選手名などは主催者発表のものと照合・確認してください
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