福岡・飯塚など県大会進出、柳川は敗れる~選手権福岡大会第8日




8日目に入った第104回全国高校野球選手権福岡大会は11日(月)、一部の球場で降雨による中断がありましたが、予定されていた北部の3回戦3試合、南部の3回戦4試合が全て行われました。南部大会では柳川が敗れ、シード校が初めて姿を消しました。

【北部】———–——
北九州市民球場で3回戦3試合が行われ、3校が県大会出場を決めました。

北九州市民球場
第一試合は昨秋4強の飯塚と北九州市長杯4強の小倉が激突。飯塚は初回に先手を奪うと、その後も得点を重ねてリードを広げ6-2で快勝。小倉も飯塚のエース白濱から13安打を放ちました得点は2点にとどまり、14残塁に泣きました。途中、降雨による中断を挟んで行われた第二試合は、東海大福岡が中盤以降に一気に畳みかけて11得点。投げては西村、松山の両投手が八幡中央に安打を許さず、6回コールド勝ちを収めました。点灯試合となった第三試合は初回に4点を挙げた育徳館がその後もリードを広げ、小倉西に7回コールド勝ち。前年に続いて県大会出場を決めました。

▼3回戦
小倉 001 001 000=2
飯塚
210 200 10x=6
【小】吉川【飯】 白浜
〔飯塚は7/17(日)福岡と対戦〕
▼3回戦(6回コールド)
八幡中央  000 000 =0
東海大福岡 100 441=10
【八】須藤→田口→村上【東】西村→松山
〔東海大福岡は7/18(月)久留米商—福翔の勝者と対戦〕
▼3回戦(7回コールド)
小倉西 000 001 0=1
育徳館 400 012 1=8
【小】 福田→城田【育】 藤本→馬場
〔育徳館は7/17(日)大牟田—福岡西陵の勝者と対戦〕

 

【南部】———–——
春日公園野球場、久留米市野球場の2会場で3回戦4試合が行われ、勝った4校が県大会出場を決めました。

春日公園野球場>
第一試合は福岡第一が八女と対戦。福岡第一は初戦に続いて登板した3人の投手、八女はエース吉原がそれぞれ好投し2-2のまま終盤に入りましたが、9回に決勝点を挙げた福岡第一が接戦を制しました。第二試合は11安打に11盗塁をからめた香住丘が6-1で輝翔館に快勝。1年生だけのメンバーで今大会にのぞんだ輝翔館は8回に1点を返す意地を見せ、今夏の戦いを終えました。

▼3回戦
福岡第一
010 010 001=3
八女   000 200 000=2
【福】久保→前田→川波【八】吉原〈本〉宮島(福)内藤(八)
〔福岡第一は7/15(金)高稜と対戦〕
▼3回戦
香住丘 011 400 000=6
輝翔館 000 000 010=1
【香】山内→内田【輝】中園→東
〔香住丘は7/17(日)北筑と対戦〕

久留米市野球場
第一試合はシード柳川が西南学院と対戦。柳川は初回2点を先制しますが、直後に西南学院が6点を奪って逆転、3回にも3点を加えて大きくリードを広げました。中盤以降の柳川の反撃を1点に抑え、西南学院がシード校を撃破して昭和57年以来となる夏の県大会出場を決めました。第二試合は福岡が序盤から着実にリードを広げ、8回に一挙7点を挙げて福岡講倫館に8回コールド勝ち。県大会初戦(4回戦)では、飯塚と激突します。

▼3回戦
西南学院 063 000 002=11
柳川
  210 000 100=4
【西】宇戸【柳】加峰→田中→野副
〔西南学院は7/15(金)戸畑と対戦〕
▼3回戦(7回コールド)
福岡    210 021 07=13
福岡講倫館 000 000 00=0
【福】亀田→松尾【講】佐野
〔福岡は7/17(日)飯塚と対戦〕

——

12日(火)は北部で3回戦の残り2試合、南部は3回戦4試合が行われ、北部では県大会に出場する16校が出揃います。

<12日の試合予定> ———–赤字はシード校
【北部】(3回戦)
▼北九州 折尾愛真—鞍手竜徳/近大福岡—鞍手

【南部】(3回戦)
▼春日公園 筑陽学園ー沖学園/福大大濠—修猷館
▼久留米  大牟田ー福岡西陵/九産大九州ー香椎

※日程・スコア・選手名などは主催者発表のものと照合・確認してください

 

Pocket
LINEで送る

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*