選手権福岡大会の組み合わせ決定、136校が参加して7/3開幕




7月3日(日)に開幕する第104回全国高校野球選手権福岡大会の組み合わせ抽選会が24日(金)、福岡県古賀市の「リーパスプラザこが」で行われ、対戦相手が決まりました。

参加校は南部72校、北部64校の136校。北部のシード校は九州国際大付、東海大福岡、小倉工、自由ケ丘、東筑、折尾愛真、真颯館、北筑の8校で、昨秋4強でシードが確実視されていた飯塚は、4月24日から1カ月間の対外試合禁止処分を受けてかノーシードとなりました。春は連合チームとして登録した若松商、築上西、行橋、筑豊、田川科学技術、宇美商の6校はいずれも単独チームで出場。遠賀、西田川の2校が不出場となりました。

南部のシード校は西日本短大附、福岡第一、筑陽学園、福岡大大濠、福岡、柳川、大牟田、福工大城東。ポイント上位の8校が順当に選ばれました。春は不参加だった輝翔館、ありあけ新世、久留米筑水も戦いの場に戻り、南部は全ての加盟校が出場します。

各球場での試合数が1日2試合という日が増え、休養日も余裕をもって設けられていることから、大会期間は26日間(昨年は22日間)に及ぶことになり、ほぼ1カ月にわたって熱戦が繰り広げられることになります。

 


今春センバツ8強で春夏連続の甲子園出場を目指す九州国際大付は、大会初日に大和青藍との初戦を迎えます。春の九州大会準優勝で2年連続出場を狙う西日本短大附は純真と、シードに漏れその対戦相手が注目された飯塚は築上西と対戦します。飯塚の入ったFブロックにはシード校として秋春とも8強の福岡、昨秋4強の自由ケ丘、さらに北九州市長杯ベスト4の小倉、東福岡なども同居し激戦が予想されます。

CブロックFパートで昨秋準優勝の福岡第一と筑後地区の強豪・祐誠が激突する一戦は、初戦屈指の好カード。このほか春の福岡大会準優勝の小倉工は東鷹、同3位の東海大福岡は田川科学技術、福岡地区大会を制した筑陽学園は香椎工、北九州市長杯優勝の東筑は玄界とそれぞれ初戦で顔を合わせます。2018年夏以来の単独出場となる若松商は、育徳館に挑みます。ブロックごとの詳細な展望は、改めて行っていきたいと思います。

全校が一堂に会しての開会式は行わず、開幕日(7月3日)の第一試合前に、北部4球場、南部3球場でそれぞれ「開始式」を実施。第一試合に出場する一塁側チームの主将による選手宣誓などが行われ、熱戦の火ぶたが切っておとされます。

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