西短大附は神村学園に敗れ準優勝~九州大会最終日





雨天のため順延となっていた第150回九州地区高校野球大会は30日(土)、ひなたサンマリンスタジアムで決勝が行われました。西日本短大附は神村学園(鹿児島)に4-8で敗れ準優勝に終わり、2019年春以来となる優勝は成りませんでした。神村学園は2017年春以来となる4度目の優勝を果たしました。

西日本短大附は左腕の橋本投手が準決勝に続いて先発。前の試合では4回無失点と好投した橋本でしたが、この日は2回までに6安打を許して3失点。3回から登板した村上投手も4回にタイムリーを浴びてリードを広げられ、なおも無死一、三塁という場面で西日本短大附ベンチはエース江川投手を投入します。このピンチは見事に切り抜けた江川投手でしたが、5回に3安打で2点を失うと、7回には4番花倉に一発を浴びるなど2失点。神村学園の猛攻を止められませんでした。

打線は4回に5番山口の適時打、5回にも今田、多久の連続適時打で2点を奪って一時は3-4と1点差まで迫りました。しかし中盤以降、神村学園に突き放され、8回に5番和田の一発が飛び出しましたが、及びませんでした。

6季ぶりの優勝こそ逃した西日本短大附でしたが、有田工、長崎日大とセンバツ出場校を連破し、準決勝の小林西戦ではエース抜きでシーソーゲームを制しました。江川投手以外の投手もマウンド経験を積み、各打者も好機に1本を出すなど勝負強さを発揮。夏に向けて大きな収穫があったのではないでしょうか。


【大会最終日の結果】
[ひなたサンマリン]
◆決勝
西短大附 000 120 010=4
神村学園 210 120 20x=8
【西】橋本→村上→江川【神】朝吹
〈本〉花倉(神)和田(西)

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