西短大附が小倉工を破り6季ぶりの優勝~春季大会最終日




第150回九州地区高校野球福岡大会は大会最終日の6日(水)、北九州市民球場で決勝と3位決定戦が行われました。決勝では西日本短大附が小倉工を破り、6季ぶりの優勝を飾りました。南北の優勝校を決定するようになった1998年秋以降、7度目の優勝となりました。3位決定戦は東海大福岡が折尾愛真を下しました。

西日本短大附と小倉工はセンバツ出場校の九州国際大付とともに、23日(土)から宮崎県で開催される九州大会に出場。西日本短大附は優勝した2019年春以来となる6季ぶり13回目、小倉工は2004年春以来となる36季ぶり12回目、九州国際大付は4季連続27回目の出場となります。組み合わせ抽選は14日(木)に行われます。

【県大会】———
北九州市民球場

▼第一試合(3位決定戦)
東海大福岡 012 001 000=4
折尾愛真 
011 100 000=3
【東】入江【折】在郷→田端

〈本〉能登、松山(東)

【折尾愛真—東海大福岡】
東海大福岡は2回、能登のランニング本塁打で先制。同点に追い付かれた3回には2点を加えてリードを広げました。折尾愛真も3回4回に1点ずつを返して追い付きましたが、東海大福岡は6回に松山が右越え本塁打を放ち、これが決勝点になりました。投げては右腕の入江が5回以降を得点を許さず、10奪三振で完投。折尾愛真も3回から救援したエース田端が被安打2と好投しましたが、松山の一発に泣きました。

▼第二試合(決勝)
小倉工  201 000 000=3
西短大附 032 103 03x=12
【小】山田→渡邉→花村→早川→小畑
【西】太田→橋本→中塚→江川

【小倉工-西日本短大附】
決勝はともに2桁安打を記録する打撃戦となりました。小倉工は初回、早川の二塁打と暴投などで2点を先制しますが、西日本短大附は2回、4安打を重ねて逆転に成功。小倉工も3回、3連打ですぐに追いつきましたが、西日本短大附はその裏、山口(琉)が2点三塁打で勝ち越すと、その後も得点を重ねてリードを広げました。投手陣は小刻みな継投で4回以降得点を許さず、最後はエース江川が締めました。

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