小倉工と西短大附が決勝進出、九州大会出場へ~春季大会第13日




大詰めを迎えている第150回九州地区高校野球福岡大会は大会13日目の5日(火)、北九州市民球場で準決勝2試合が行われ小倉工と西日本短大附が勝って決勝進出と九州大会出場を決めました。小倉工は2004年春以来、西日本短大附は優勝した2019年春以来の九州大会となります。

大会最終日の6日(水)は同球場で3・4位決定戦と決勝が行われ、14日間に及ぶ戦いに幕を閉じます。

 

【県大会】———
北九州市民球場

【折尾愛真ー小倉工】7回表小倉工二死三塁 小畑が左中間二塁打を放つ

▼第一試合(準決勝)
小倉工  005 000 3=8
折尾愛真
000 000 0=2
(7回コールド)
【小】山田【折】田端

【折尾愛真—小倉工】
両校無得点で迎えた3回、小倉工は9番中野以下、四球を挟んで3連打で先制すると、なおも満塁から小畑のタイムリー内野安打に二塁走者・小野の好走塁もあって2点を追加。さらに柳之内の左前への2点適時打で一挙5点を奪いました。7回には折尾愛真の守備の乱れに加え、梅澤、小畑に長打が飛び出し3点を追加して突き放しました。
投げてはエース山田が折尾愛真打線を散発2安打に抑えて完封。7回コールドで快勝し、18年ぶりの九州大会出場を決めました。

 

【東海大福岡-西短大附】7回裏西短大附無死満塁 江川の左中間二塁打で轟木が逆転のホームイン

▼第二試合(準決勝)
東海大福岡 000 002 101=4
西短大附  000 002 30x=5
【東】松山→入江【西】江川
〈本〉間世田(東)

【東海大福岡-西日本短大附】
5回までは東海大福岡・松山、西日本短大附・江川の好投でゼロ行進が続きましたが、6回以降、試合は目まぐるしく動きました。
東海大福岡が6回表に間世田の2点本塁打で先制すれば、西日本短大附もその裏に穴井、今田の連打でチャンスをつくり松山の暴投、多久の犠牲フライで追いつきます。
東海大福岡は7回、二死二塁で渡邉の意表をつくセーフティバントが相手の失策を誘って再び勝ち越しますが、西日本短大附はその裏、安打と2つの四球で無死満塁とし、江川の逆転タイムリーと穴井の犠飛で5-3と再逆転。東海大福岡も9回表に北原の適時打で1点差に迫り、なおも一、二塁と同点のチャンスを迎えましたが、反撃もここまで。あと一歩及びませんでした。

——

=4月6日の試合予定=
【県大会】
▼北九州市民
(3・4位決定戦)折尾愛真—東海大福岡
(決勝)小倉工-西日本短大附

 

 

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