第１５０回九州地区高校野球福岡大会は大会１２日目の４月３日（日）、北九州市民球場で準々決勝の残り２試合が行われ東海大福岡と西日本短大附が準決勝に進出、ベスト４が出揃いました。準決勝２試合は休養日を挟んで５日（火）に同球場で行われ、勝者が九州大会に出場します。小倉工は２００４年春以来、東海大福岡は２０１７年春以来、西日本短大附は２０１９年春以来、そして折尾愛真は初めての九州大会を目指します。
【県大会】———
＜北九州市民球場＞
▼第一試合（準々決勝）
東海大福岡 100 415 0＝11
福岡 000 020 0＝ 2
（７回コールド）
【東】松山→入江
【福】池田→亀田→池田→廣瀬裕一
〈本〉生田（東）
【東海大福岡—福岡】
初回に幸運なヒットで先制した東海大福岡は４回、無死満塁から生田が満塁本塁打を放ってリードを広げます。５回にも松山、入江の連続長打で１点を加えると、６回には７安打を集中させて５点を奪うなど、１７安打の猛攻で７回コールド勝ち。福岡は５回に３本の長短打で２点を返しシード校の意地を見せましたが、投手陣が東海大福岡打線を抑えきれませんでした。東海大福岡は２０１６年秋以来となるベスト４入りとなります。
▼第二試合（準々決勝）
真颯館 000 000 030＝3
西短大附 000 020 02x＝4
【真】福島【西】江川
【真颯館－西日本短大附】
序盤は真颯館・福島、西日本短大附・江川の両投手が走者を出しながらも得点を許さず、ゼロ行進が続きました。西日本短大附は５回、四球と山口（琉）の二塁打でチャンスを作ると、江川の犠飛と暴投で２点を先制。このまま西日本短大附が逃げ切るかと思われましたが８回、真颯館は山下の２点本塁打で追いつくと、さらに二死二塁から柴田のタイムリーで一気に逆転に成功しました。
しかし西日本短大附はその裏、二死から３本の短長打を連ねて再逆転。昨夏決勝カードの再現となった一戦は、再び西日本短大附に軍配が上がりました。西日本短大附は春・秋の大会としては２０２０年秋以来となるベスト４進出となりました。
——
=４月５日の試合予定=
【県大会】
▼北九州市民（準決勝）
折尾愛真—小倉工／東海大福岡－西日本短大附
Leave a Reply