県大会開幕、折尾愛真・小倉工が準決勝進出~春季大会第11日




第150回九州地区高校野球福岡大会は大会11日目の4月2日(土)、北九州市民球場で南北4校ずつによる県大会が開幕しました。この日は準々決勝2試合が行われ、折尾愛真と小倉工の北部勢が準決勝に進出しました。3日(日)も同球場で準々決勝2試合が行われ、ベスト4が出揃います。

 

【県大会】———

北九州市民球場

【折尾愛真—福岡工】7回裏折尾愛真一死三塁 田端の右前打で深田が先制のホームイン

▼第一試合(準々決勝)
福岡工  000 000 010=1
折尾愛真 000 000 101=2
【福】鬼倉→政重【折】田端
〈本〉近藤(折)

【折尾愛真—福岡工】
序盤、両校とも走者を出し先制点を狙いますが、折尾愛真は田端が要所を締め、福岡工は鬼倉から政重につないで得点を許しません。
均衡が破れたのは7回裏。折尾愛真は四球で出た走者を二盗と犠打で三塁に送り、田端自らがタイムリーを放って待望の先制点を挙げました。しかし福岡工も直後の8回表にすぐに反撃。安打と四球で好機をつくると、送りバントが相手のミスを誘って同点に追い付きました。
そして1-1で迎えた9回裏、折尾愛真はこの回先頭の近藤が左翼席に本塁打を放ち、劇的なサヨナラ勝ちを納めました。折尾愛真が春・秋の福岡大会でベスト4入りするのは初めてのことになります。

▼第二試合(準々決勝)
小倉工 
100 012 010=5
筑陽学園 000 000 100=1
【小】山田【筑】木口

【小倉工-筑陽学園】8回表小倉工無死一、三塁 川江の右犠飛で5点目を挙げる

【小倉工-筑陽学園】
小倉工は初回から筑陽学園の先発・木口を攻め、2本の安打と島田の犠飛で先制。5回には敵失で追加点を挙げると、6回にも3安打を集めて2点を加え、リードを広げます。
6回まで小倉工の先発・山田の緩急をつけた投球の前に2安打に抑えられていた筑陽学園は7回、二死から二つの死球と安打で満塁とし高倉のタイムリーで1点を返しました。
それでも小倉工は8回にダメ押しの1点を加えて突き放すと、山田が筑陽学園に反撃を許さず5-1で快勝。小倉工の春・秋の福岡大会ベスト4入りは、2018年秋以来となります。

——

=4月3日の試合予定= ※赤字はシード校
【県大会】
▼北九州市民(準々決勝)
東海大福岡—福岡/真颯館-西日本短大附

 

 

 

 

 

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