福岡工、筑陽学園、西短大附が県大会へ名乗り~春季大会第8日




8日目を迎えた第150回九州地区高校野球福岡大会は28日(月)、北部で4回戦5試合、南部で4回戦1試合とパート決勝3試合の計9試合が行われました。南部では福岡工、筑陽学園、西日本短大附の3校が県大会出場を決めました。春秋の大会では福岡工は2012年春以来、筑陽学園は2018年秋来、西日本短大附は2020年秋以来の県大会出場となります。

【北部】———
北九州市民球場では4回戦3試合が予定されていましたが、第二試合に登場予定だったシード北筑が出場を辞退して豊国学園が不戦勝となり、2試合のみが行われました。大谷球場では予定通り3試合が行われました。

北九州市民球場
第一試合は7回まで1点を争う競り合いとなりましたが、8回に東筑が一挙7点を挙げて鞍手にコールド勝ち。春秋の大会としては2017年秋以来となる県大会まであと1勝としました。第二試合は古賀竟成館が序盤から得点を重ねて玄界に7回コールド勝ち。2017年春以来となる県大会出場を賭けて真颯館と対戦します。

▼4回戦(8回コールド)
東筑 110 002 07=11
鞍手 200 000 10=3
〔東筑は3/29(火)小倉工と対戦〕
▼4回戦(7回コールド)
玄界    000 020 0=2
古賀竟成館 024 131 x=11
〔古賀竟成館は3/29(火)真颯館と対戦〕

大谷球場
第一試合は5回に大量7点を挙げた小倉工が6回コールドで北九州市立を完封して快勝。第二試合は4回までに5点のリードを奪った東海大福岡が常磐を押し切りました。第三試合は星琳が初回に3点を先制しましたが、真颯館はその裏に2点を返すと5回に逆転。1点差を守り切って県大会出場に王手を掛けています。

▼4回戦(6回コールド)
北九州市立 000 000=0
小倉工   100 171=10
〔小倉工は3/29(火)東筑と対戦〕
▼4回戦
常磐    000 010 000=1
東海大福岡 021 200 01x=6
〔東海大福岡は3/29(火)豊国学園と対戦〕
▼4回戦
星琳  300 000 000=3
真颯館 200 020 00x=4
〔真颯館は3/29(火)古賀竟成館と対戦〕

【南部】———
小郡市野球場、久留米市野球場で2試合ずつが行われました。

小郡市野球場
Aパートの決勝となった第一試合はノーシード対決。序盤に福岡工が4点のリードを奪うと九産大九州も5回までに1点差まで迫ります。それでも福岡工は8回に3点を加えて突き放し、九産大九州を振り切りました。第二試合は4回戦最後のゲームが行われ、福工大城東が久留米商に打ち勝ってパート決勝進出を決めています。

▼Aパート決勝
福岡工   202 000 030=7
九産大九州 000 210 001=4
〔福岡工は4/2(土)飯塚—折尾愛真の勝者
と対戦〕
▼4回戦
久留米商  100 001 201=5
福工大城東 005 010 03x=9
〔福工大城東は3/30(水)福岡と対戦〕

久留米市野球場
シード2校が県大会を賭けた一戦にのぞみました。第一試合は柳川が筑陽学園と激突。筑陽学園は初回に1点を先制すると、6回以降にも小刻みに得点を重ねて柳川に完封勝ち。福岡大大濠-西日本短大附の一戦となった第二試合は、4回までに西日本短大附が10-2と大きくリードを奪いました。福岡大大濠も中盤以降、反撃に転じましたがわずかに及ばず11-9で西日本短大附が逃げ切りました。

▼Bパート決勝
柳川   000 000 000=0
筑陽学園 100 001 11x=4
〔筑陽学園は4/2(土)東筑ー小倉工の勝者
と対戦〕
▼Dパート決勝
西短大附 303 400 010=11
福大大濠 020 012 310=9
〔西短大附は4/3(日)古賀竟成館—真颯館の勝者と対戦〕

——

大会9日目の29日(火)は北部でパート決勝4試合が行われ、県大会に出場する北部の4校が決まります。

=3月28日の試合予定= ※赤字はシード校
【北部】
▼北九州市民(パート決勝)
飯塚ー折尾愛真/豊国学園ー東海大福岡
▼光陵GS(パート決勝)
東筑—小倉工/古賀竟成館—真颯館

 

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