春季福岡大会の組合せ決定、3/20に開幕




第150回九州地区高校野球福岡大会(春季福岡大会)の組み合わせ抽選が25日(金)に行われ、対戦相手が決まりました。大会は3月20日(日)に開幕。南北各4校による県大会は4月2日(土)に北九州市民球場などで開幕し4月4日(月)に準決勝、5日(火)に決勝が行われます*。上位2校*が選抜大会出場の九州国際大付と共に4月23日(土)から宮崎市で開催される九州大会に出場します。

*その後日程変更があり準決勝は4月5日、決勝は6日に(3月15日)
**春の九州大会出場校数については今年から16校となり、福岡県は従来の3校から2校となります。読者の方からご指摘をいただき修正しました(2月28日)

大会には選抜大会出場の九州国際大付を除く北部59チーム(63校)、南部69チームのあわせて128チーム(132校)が参加。このうち、北部の「若松商・築上西・行橋」「田川科技・筑豊・宇美商」は昨年秋に続き、連合チームとして出場します。昨春から2チーム(1校)減、昨秋からは1チーム(1校)減となり、北部の遠賀と西田川、南部の輝翔館、ありあけ新世、久留米筑水の5校が不参加となりました。

なお、一般客の入場の可否については2月28日現在発表されていません。福岡県も対象となっている新型コロナウィルス「まん延防止等重点措置」が3月6日(日)まで延長されており、措置が6日で解除されるか再延長されるかが入場の判断に影響を与えそうです。

昨秋の福岡大会のベスト8のうち、選抜出場のため不参加となる九州国際大付以外の7校がシードされました。昨秋は九州国際大付が圧倒的な強さで優勝しましたが、今大会は選抜出場のため不在。優勝争いはシード校のうち、昨秋九州大会で海星(長崎)に初戦で惜敗した福岡第一、大型右腕・白浜を擁する飯塚、右腕斎藤・4番冬木を中心に投打にバランスのとれた昨秋3位の自由ケ丘、飯塚と準々決勝で壮絶な打撃戦を演じた福岡大大濠などが中心となりそうです。

昨秋のパート決勝で惜敗した西日本短大附筑陽学園福工大城東なども、シード校と遜色ない力がありそうです。福岡大大濠と接戦を演じた久留米商は打力、自由ケ丘に競り負けた東海大福岡は投手力を武器に上位進出を狙います。秋は早々と敗退しましたが、昨夏準優勝の真颯館や昨春九州大会出場の東福岡九産大九州なども、例年ひと冬越して戦力を整えてくるだけに不気味な存在です。公立校では粘り強さが身上の福岡北筑の両シード校のほか、好左腕・飯田を擁する春日、打力のある小倉東筑、昨秋東福岡にコールド勝ちした香住丘などの戦いぶりが注目されます。

九産大九産―福工大城東、柳川―東福岡は初戦屈指の好カード。九産大九産―福工大城東の勝者と対戦するのは春日で、南部Cパートは激戦パートとなりました。軟式から転向して2シーズン目を迎える八女学院は初勝利を目指して浮羽工と対戦。昨秋と同じ高校によって編成された2つの連合チームも、連合チームとしての初白星を目指します。

 

 

 

 

校名の赤字はシード校、緑字は本サイトによる注目校

 

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