福岡の高校出身のプロ野球選手たちの2021年




プロ野球界では、各球団で新人選手入団発表を終えました。今年のドラフト会議で福岡の高校出身者は、三浦銀二投手(福岡大大濠→法政大)、古賀悠斗捕手(福岡大大濠→中央大)など育成も含めて6人が指名され、全員がプロ入りを果たしています。

<2021年入団>———————————
■投手
三浦銀二【DeNA4位】(福岡大大濠→法政大/右投右打)…背番号「30」
◇井﨑燦志郎【ソフトバンク育成3位】(福岡/右投右打)…背番号「139」
◇柳川大晟【日本ハム育成3位】(九州国際大付/右投右打)…背番号「123」

■野手
古賀悠斗【西武3位】(福岡大大濠→中央大/右投右打)…背番号「22」
◇藤野恵音【ソフトバンク育成1位】(戸畑/右投右打)…背番号「122」
◇仲田慶介【ソフトバンク育成14位】(福岡大大濠→福岡大/右投両打)…背番号「155」

また、主な大学のスポーツ推薦合格者や入部予定者として公表されている選手は以下の通りとなっています(スポーツ紙、大学サイトなどから抜粋/2022年1月23日追記)。
【法大】川上陸斗(福岡大大濠・捕)
【明大】毛利海大(福岡大大濠・投)
【中大】永井大斗(福岡大大濠・外)
【日大】冨田泰成(福岡第一・投)
【横浜商大】松原和太朗(飯塚・内)
【拓殖大】内山将(九州国際大付・投)
—-

毎年恒例、「福岡の高校出身のプロ野球選手たち」(2014年入団以降)の今季成績も、振り返っておきたいと思います。

<2020年入団>———————————
前年プロ入りした6人のうち、唯一1軍出場を果たしたのは西武の大曲錬投手。4試合に登板して4回を投げ、自責点0に抑えました。オリックス1位指名の山下舜平太投手は2軍で18試合に登板して2勝9敗。65回と3分の2を投げて48三振を奪った一方で47個の四死球を与えるなど制球に苦しみました。古川選手も2軍で58試合に出場。支配下登録を目指す岩田、丸山両投手と共に来季の一軍登録が待たれます。古長選手は2軍で11試合に出場しましたが8打数1安打に終わり、わずか1シーズンでの戦力外通告となりました。

■投手
大曲 錬【西武】(西短大附→福岡大)2020年5位
〔2021〕試合数=4/投球回数=4/勝敗=0勝0敗1H/防御率0.00

山下舜平太【オリックス】(福大大濠)2020年1位
〔2021〕1軍登板なし(2軍:試合数=18/投球回数=65.2/勝敗=2勝9敗1S/防御率5.48)

◇古川裕大【日本ハム】(久留米商→上武大)2020年3位
〔2021〕1軍出場なし(2軍:試合数=58/打率.232/本塁打=2)

◇丸山翔大【ヤクルト】(小倉工→西日本工大)2020年育成4位
〔2021〕1軍登板なし(2軍:試合数=15/投球回数=17.2/勝敗=1勝0敗/防御率3.06)

◇岩田将貴【阪神】(九産大九州→九産大)2020年育成1位
〔2021〕1軍登板なし(2軍:試合数=8/投球回数=6.2/勝敗=2勝0敗/防御率2.70)

◇古長 拓【オリックス】(九州国際大付→東北マークス→福島レッドホープス)2020年育成6位 →シーズン終了後、戦力外通告
〔2021〕1軍出場なし(2軍:試合数=11/打率.125/本塁打=1)

<2019年入団>———————————
DeNAの坂本裕哉投手は開幕こそ出遅れたものの、前年を上回る16試合に登板。前年と同じ4勝を挙げましたが、負け数も増えて6敗を喫しました。楽天の福森耀真投手は2軍で4試合の登板に終わり、3イニングスを投げて14四死球と制球に苦しみました。シーズン終了後に育成契約となりました。

■投手
坂本裕哉【DeNA】(福大大濠→立命館大)2019年2位
〔2021〕試合数=16/投球回数=70.1/勝敗=4勝6敗/防御率5.25
〔2020〕試合数=10/投球回数=46.0/勝敗=41敗/防御率5.67

福森耀真【楽天】(北九州→九州産業大)2019年5位
〔2021〕1軍登板なし(2軍:試合数=4/投球回数=3.0/勝敗=0勝0敗/防御率48.00)
→シーズン終了後、育成契約へ
〔2020〕1軍登板なし(2軍:試合数=7/投球回数=5.2/勝敗=2勝1敗1S/防御率11.12)

<2018年入団>———————————
広島の島内颯太郎投手は51試合に登板し、後半戦はセットアッパーを任され15ホールドを挙げるなど存在感を示しました。オリックスの富山凌雅投手はチーム最多の51試合に登板。プロ初勝利を含む2勝に20ホールドを挙げ、防御率も2点台と安定した投球でリーグ優勝に貢献しました。ヤクルトの久保拓真投手は、3年目にして初めて1軍登板なし東野葵投手は昨年春のキャンプで左肘の靭帯を損傷し、今春のキャンプで症状が悪化したため、自ら退団を申し出て2年間のプロ生活に終止符を打ちました。
野手ではヤクルトの松本友内野手(東福岡)が27試合に出場し、41打席ながら3割超の打率を残しました。巨人の松井義弥内野手は2軍で1安打に終わり、無念の戦力外通告。ソフトバンク・中村宜聖内野手は支配下登録を目指した戦いが続きます。

■投手
島内颯太郎【広島】(光陵→九州共立大)2018年2位
〔2021〕試合数=51/投球回数=49.0/勝敗=0勝2敗15H/防御率3.12
〔2020〕試合数=38/投球回数=37.2/勝敗=1勝0敗4H/防御率4.54
〔2019〕試合数=25/投球回数=28.2/勝敗=0勝0敗/防御率4.40

富山凌雅【オリックス】(九州国際大付→トヨタ自動車)2018年4位
〔2021〕試合数=51/投球回数=46.1/勝敗=21敗20H/防御率2.72
〔2020〕試合数=18/投球回数=18.1/勝敗=0勝2敗3H/防御率4.42
〔2019〕試合数=01/投球回数=2/勝敗=0勝0敗/防御率0.00

久保拓真【ヤクルト】(自由ケ丘→九州共立大)2018年7位
〔2021〕1軍登板なし(2軍:試合数=33/投球回数=30.1/勝敗=1勝0敗/防御率2.97)
〔2020〕試合数=10/投球回数=13.2/勝敗=0勝1敗/防御率5.93
〔2019〕試合数=16/投球回数=11/勝敗=0勝0
敗/防御率5.73

東野葵【西武】(福岡第一→日本経済大)2018年育成1位
〔2021〕1軍登板なし(2軍:登板なし)→故障のためシーズン開幕直後に自主退団
〔2020〕1軍登板なし(2軍:試合数=11/投球回数=21.2/勝敗=0勝1敗/防御率3.74)
〔2019〕1軍登板なし(2軍:試合数=08/投球回数=28.2/勝敗=2勝3敗/防御率7.85)

■野手
松本友【ヤクルト】(東福岡→明治学院大→福井ミラクルエレファンツ)2018年育成2位
〔2021〕試合数=27/打席=41/打率.353/本塁打=0
〔2020〕試合数=09/打席=11/打率.200/本塁打=0

―2020年7月支配下登録
〔2019〕1軍出場なし(2軍:試合数=91/打率.248/本塁打=2)

◇松井義弥【巨人】(折尾愛真)2018年5位
〔2021〕1軍出場なし(2軍:試合数=06/打率.056/本塁打=1)→シーズン終了後、戦力外通告
〔2020〕1軍出場なし(2軍:試合数=04/打率.300/本塁打=1)
〔2019〕1軍出場なし(2軍:試合数=20/打率.136/本塁打=1)

◇中村宜聖【ソフトバンク】(西短大附)2018年育成4位
〔2021〕1軍出場なし(2軍:試合数=11/打率.211/本塁打=1)
〔2020〕1軍出場なし(3軍:試合数=49/打率.165/本塁打=2)
〔2019〕1軍出場なし(3軍:試合数=66/打率.220/本塁打=2)

<2017年入団>———————————
谷川昌希投手は開幕後に阪神から日本ハムにトレード移籍し、新天地では9試合に登板して1勝1ホールド。前年は24試合に登板した楽天の寺岡寛治投手は、3季ぶりに一軍登板なしに終わりました。西武の高木渉外野手は前年の12試合から出場試合数を減らし、6試合の出場にとどまりました

■投手
◇谷川昌希【日本ハム】(筑陽学園→東農大→九州三菱自動車)2017年5位
〔2021〕試合数=09/投球回数=10.1/勝敗=1勝0敗1H/防御率5.23
 ―2021年4月、日本ハムへ金銭トレード
〔2020〕試合数=14/投球回数=14.1/勝敗=0勝0敗/防御率5.02
〔2019〕試合数=04/投球回数=07.1/勝敗=0勝0敗/防御率3.68

〔2018〕試合数=07/投球回数=12.2/勝敗=11敗/防御率7.82

岡寛治【楽天】(東海大五→九州共立大→九州三菱自動車→石川)2017年7位
〔2021〕1軍登板なし(2軍:試合数=33/投球回数=24.2/勝敗=3勝1敗/防御率5.47)
〔2020〕試合数=24/投球回数=20/勝敗=21敗/防御率3.15
〔2019〕試合数=01/投球回数=03/勝敗=0勝0
敗/防御率9.00
 ―2019年7月支配下登録
 ―2018年オフ、
戦力外通告→育成契約
〔2018〕1軍登板なし(2軍:試合数=30/投球回数=39.1/勝敗=3勝2敗/防御率3.89)

■野手
高木渉【西武】(真颯館)2017年育成1位
〔2021〕試合数=06/打席=17/打率.067/本塁打=0
〔2020〕試合数=12/打席=40/打率.175/本塁打=2
〔2019〕試合数=01/打席=01/打率.000/本塁打=0
 ―
2018年11月支配下登録

〔2018〕1軍出場なし(2軍:試合数=75/打率.278/本塁打=6)

<2016年入団>———————————
ヤクルトの梅野雄吾投手は前半戦こそセットアッパーとして登板を重ねたものの、7月以降は一軍での登板なしに終わりました。オリックス・張奕投手は前年より投球回数を大きく減らし、未勝利に。濱地真澄投手は4試合のみの登板に終わり、2018年に7勝を挙げた阪神・小野泰己投手は中継ぎとして12試合に登板しましたが、防御率7点台と振るいませんでした。阪神・尾仲祐哉投手はプロ入り後、初めて一軍での登板なしに終わりました。
打者では2018年新人王の楽天・田中和基外野手は前年から打席数を大きく減らし、打率も1割台に成績に終わりました。ヤクルト・大村孟捕手は2年連続で一軍出場を果たせず、戦力外通告を受けました。

■投手
◇梅野雄吾【ヤクルト】(九産大九産)2016年3位
〔2021〕試合数=29/投球回数=25.1/勝敗=0勝0敗8H/防御率2.49
〔2020〕試合数=42/投球回数=42.1/勝敗=52敗12H/防御率3.61
〔2019〕試合数=68/投球回数=67.2/勝敗=234S28H/防御率3.72
〔2018〕試合数=29/投球回数=26.2/勝敗=32敗10H/防御率7.09

〔2017〕試合数=02/投球回数=8/勝敗=0勝1敗/防御率6.75


張奕【オリックス】(福岡第一→日本経済大)2016年育成1位
〔2021〕試合数=08/投球回数=10.1/勝敗=0勝1敗3H/防御率13.06
〔2020〕試合数=13/投球回数=48/勝敗=24敗/防御率4.31
〔2019〕試合数=08/投球回数=27.1/勝敗=24敗/防御率5.93
 ―2019年5月支配下登録
〔2018〕1軍登板なし(2軍:試合数=5/投球回数=5/勝敗=0勝0敗/防御率0.00)
※2018シーズン途中で投手に転向
〔2017〕1軍出場なし(2軍:試合数=59/打率.091/本塁打=0)

小野泰己【阪神】(折尾愛真→富士大)2016年2位
〔2021〕試合数=12/投球回数=14.2/勝敗=0勝0敗/防御率7.98
〔2020〕1軍登板なし(2軍:試合数=14/投球回数=21.2/勝敗=0勝4敗/防御率11.86)
〔2019〕試合数=14/投球回数=11.2/勝敗=0勝1敗/防御率2.31
〔2018〕試合数=23/投球回数=126.1/勝敗=77敗/防御率4.77
〔2017〕試合数=15/投球回数=78.2/勝敗=27敗/防御率4.35

濱地真澄【阪神】(福岡大大濠)2016年4位
〔2021〕試合数=04/投球回数=06/勝敗=0勝0敗/防御率4.50
〔2020〕試合数=01/投球回数=01/勝敗=0勝0敗/防御率0.00
〔2019〕試合数=21/投球回数=28/勝敗=21敗/防御率6.11
〔2018〕1軍登板なし(2軍:試合数=9/投球回数=27/勝敗=3勝1敗1S/防御率1.00)
〔2017〕1軍登板なし(2軍:試合数=6/投球回数=12/勝敗=1勝1敗/防御率6.00)

尾仲祐哉【阪神】(高稜→広島経済大)2016年DeNA6位
〔2021〕1軍登板なし(2軍:試合数=25/投球回数=26.1/勝敗=3勝0敗/防御率1.37)
〔2020〕試合数=04/投球回数=4.1/勝敗=0勝0敗/防御率6.23
〔2019〕試合数=05/投球回数=5.2/勝敗=0勝0敗/防御率6.35
〔2018〕試合数=12/投球回数=11.2/勝敗=0勝
1敗/防御率3.86
 ―FAの人的補償で阪神に移籍
〔2017〕試合数=11/投球回数=19.1/勝敗=11敗/防御率6.52

■野手
田中和基【楽天】(西南学院→立教大)2016年3位
〔2021〕試合数=061/打席=067/打率.136/本塁打=0
〔2020〕試合数=080/打席=282/打率.240/本塁打=8
〔2019〕試合数=059/打席=193/打率.188/本塁打=1
〔2018〕
試合数=105/打席=465/打率.265/本塁打=18
〔2017〕試合数=051/打席=051/打率.111/本塁打=1

大村孟【ヤクルト】(東筑→福教大→九州三菱自動車→石川ミリオンスターズ)2016年育成1位
〔2021〕1軍出場なし(2軍:試合数=76/打率.256/本塁打=3)→シーズン終了後、戦力外通告
〔2020〕1軍出場なし(2軍:試合数=56/打率.264/本塁打=1)
〔2019〕試合数=5/打席=5/打率.200/本塁打=1
〔2018〕
試合数=9/打席=10/打率.125/本塁打=0
 ―
2018年3月支配下登録

〔2017〕1軍出場なし(2軍:試合数=99/打率.268/本塁打=5)

<2015年入団>———————————
昨年10月に左肩のクリーニング手術を受けたDeNAの今永昇太投手は、5月に復帰するとローテーションの一角を守り、5勝を挙げました。節目の50勝まで残り4勝としており、来季の巻き返しが期待されます。

■投手
今永昇太【DeNA】(北筑→駒大)2015年1位
〔2021〕試合数=19/投球回数=120/勝敗=55敗/防御率3.08
〔2020〕試合数=09/投球回数=53/勝敗=53敗/防御率3.23

〔2019〕試合数=25/投球回数=170/勝敗=137敗/防御率2.91
〔2018〕試合数=23/投球回数=84.2/勝敗=411敗/防御率6.80

〔2017〕試合数=24/投球回数=148/勝敗=117敗/防御率2.98

〔2016〕試合数=22/投球回数=135.1/勝敗=89敗/防御率2.93

<2014年入団>———————————
ロッテで2季目を迎えた小野郁投手は過去最多となる49試合に登板。勝利はなかったものの8ホールドをあげるなど、貴重な中継ぎとして投手陣を支えました。日本ハムの清水優心捕手は過去最高の100試合出場、2季ぶりに打席数も200を超えましたが、打率は2割6厘にとどまりました。

小野 郁【ロッテ】(西日本短大附)2014年楽天2位 
〔2021〕試合数=49/投球回数=51.2/勝敗=0勝3敗8H/防御率3.48
〔2020〕試合数=40/投球回数=39/勝敗=22敗4H/防御率3.23
 ―FAの人的補償でロッテに移籍
〔2019〕試合数=13/投球回数=18.2/勝敗=0勝0敗/防御率6.27
〔2018〕試合数=09/投球回数=10.1/勝敗=0勝1敗/防御率3.48

〔2017〕試合数=02/投球回数=2/勝敗=0勝0敗/防御率9.00

〔2016〕試合数=11/投球回数=13.1/勝敗=0勝0敗/防御率8.78
〔2015〕試合数=04/投球回数=5/勝敗=0勝0敗/防御率14.40

■野手
清水優心【日本ハム】(九州国際大付)2014年2位
〔2021〕試合数=100/打席=256/打率.206/本塁打=4
〔2020〕試合数=069/打席=157/打率.193/本塁打=3
〔2019〕試合数=098/打席=246/打率.259/本塁打=5
〔2018〕試合数=086/打席=242/打率.215/本塁打=7

〔2017〕試合数=061/打席=120/打率.198/本塁打=1

〔2016〕試合数=005/打席=008/打率.250/本塁打=0
〔2015〕試合数=001/打席=002/打率.000/本塁打=0

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