九国大付が3試合連続2桁得点で九州大会V~秋季九州大会最終日





第149回九州地区高校野球大会は最終日の12日(金)、平和リース球場で決勝が行われ、九州国際大付(福岡1位)が大島(鹿児島1位)を12-6で下し、2018年春以来となる6大会ぶり3度目の優勝を果たしました。福岡県勢としては2019年春の西日本短大附以来の優勝となりました。九州国際大付は11月20日に開幕する明治神宮大会に、九州地区代表として出場します。

来春のセンバツを確実にしている両校は、いずれもエースが登板を回避。九州国際大付は1回戦の鹿児島城西戦以来のマウンドとなる野田、大島は準決勝に続き前山の先発で試合が始まりました。
九州国際大付は3試合連続で初回に1点を先制。2回には二死二塁から隠塚、黒田、中上の3連打で3点を挙げ、さらに押し出し四球で1点を加えると、白井の満塁本塁打でこの回8得点。3回にも1点を追加し、10-0と大量リードを奪いました。
今大会初先発の野田は7回まで9安打を許しながらも大島打線を1点に抑え、8回からは本職の捕手へ。9回裏に木塚、秋元の両投手が5点を失いましたが、最後はエース香西が締めて6大会ぶりの優勝を飾りました。

明治神宮大会の組み合わせもすでに決まっており、一回戦ではクラーク記念国際(北海道地区)と対戦。この試合に勝てば、準々決勝で日大三島(静岡・東海地区)が相手となります。


【大会第5日の結果】
◆決勝(平和リース)
 九国大付 181 010 001=12

 大島   001 000 005=6
【九】野田→木塚→秋元→香西 【大】前山→武田
〈本〉白井(九)美島(大)
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それにしても、今秋の九州国際大付はよく打ちました。次回の投稿では九州大会の振り返りとして、数字をもとにその打棒に迫ってみたいと思います。

 

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