九国大付が明豊にコールド勝ちで4強進出~秋季九州大会第3日





第149回九州地区高校野球大会は3日目の9日(火)、準々決勝4試合が行われ、ベスト4が出揃いました。福岡1位の九州国際大付(福岡1位)は明豊(大分1位)から2本の本塁打などで13点を奪って5回コールド勝ち。準優勝した今春に続く九州大会ベスト4入りを果たし、来春のセンバツ出場に大きく前進しました。このほか大島(鹿児島1位)、有田工(佐賀2位)、長崎日大(長崎2位)も準決勝進出を決めました。

【明豊―九国大付】3回裏九国大付二死満塁、白井の左前打で大島が生還

時折小雨が舞う平和リース球場の第二試合で明豊と対戦した九州国際大付は、初回に3番大島の犠飛で先制すると、3回には二死二塁から2つの四死球を挟む6連打で7点を奪う猛攻で大きくリード。4回は4番佐倉の本塁打で1点を追加し、5回には代打・小田原の満塁本塁打で試合を決めました。

平和リース球場の第一試合は、一回戦で日章学園(宮崎)を完封した興南(沖縄1位)の平山から大島が3回に3点を奪うと、投げては左腕エース大野が毎回のように走者を許しながらも完封。詰めかけた地元ファンや関係者など多くの観客の前で、初の九州大会ベスト4進出を決めました。

鴨池公園野球場の第一試合は、0-0で迎えた8回表に有田工が2点を挙げて均衡を破ると、エース塚本が海星(長崎1位)に9安打を許しながら2試合連続の完封。2度目の出場にしてベスト4入りを果たしました。
第二試合は1-1の同点で迎えた5回裏に勝ち越した長崎日大が、7回裏に打者一巡の猛攻で5点を加えてリードを広げ、そのまま佐賀商(佐賀1位)を押し切りました。

大会4日目は休養日を挟んで11日(木)に準決勝2試合が行われます。九州国際大付は平和リース球場の第二試合で、長崎日大と対戦します。


【大会第3日の結果】
◆準々決勝(平和リース)
 興南 000 000 000=0
 大島 003 000 00x=3
【興】平山→安座間【大】大野

◆準々決勝(平和リース)※5回コールド
 明豊   000 00=0
 九国大付 107 14=13
【明】森山→江藤→杉本→坂本【九】香西
〈本〉佐倉、小田原(九)

◆準々決勝(鴨池公園)
 有田工 000 000 020=2
 海星  000 000 000=0
【有】塚本【海】宮原

◆準々決勝(鴨池公園)
 佐賀商  100 000 000=1
 長崎日大 100 010 50x=7
【佐】本山→陣内→小池→中島
【長】種村→川副
——–

【大会第4日の試合予定】
<平和リース球場>
◆準決勝 有田工(佐賀2位)ー大島(鹿児島1位)
◆準決勝 長崎日大(長崎2位)―九州国際大付(福岡1位)

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