秋季大会最終日~九国大付が福岡第一破り優勝、春秋連覇を達成




【自由ケ丘―飯塚】12回裏自由ケ丘二死一、二塁 冬木の右前打で梶原がサヨナラの生還

最終日を迎えた第149回九州地区高校野球福岡大会は24日(日)、北九州市民球場で3・4位決定戦と決勝が行われました。3・4位決定戦は自由ケ丘、決勝では九州国際大付がそれぞれ勝利し、九州国際大付は今春に続いての優勝を果たしました。

第一試合の3・4位決定戦は自由ケ丘と飯塚が対戦。自由ケ丘は柿原、飯塚は小串、県大会初登板の2人が先発して始まった試合は、自由ケ丘が4-2とリードして迎えた9回表、飯塚は代打隈本の本塁打で1点差とするとなおも二死一、三塁から白浜の左前打で同点。延長戦に入りました。
飯塚は11回表に白浜、嶋田の適時打で2点を勝ち越すと、その裏自由ケ丘も二死二、三塁から4番冬木の右翼線二塁打で同点。飯塚は12回にも五島の適時打と押し出し四球で再び2点のリードを奪い勝負あったかと思われましたが、自由ケ丘はその裏、二死二、三塁から梶原が同点の2点適時打を放つと、最後は冬木がサヨナラ打を右前に運び3時間20分にわたる激闘に終止符を打ちました。

【九国大付―福岡第一】5回表九国大付無死、大島が左越え本塁打を放つ

決勝は、すでに九州大会出場を決めている九州国際大付と福岡第一の間で争われました。
九州国際大付は初回、福岡第一の先発杉本から野田の2点本塁打などで3点を先制すると、3回から登板したエース川波にも大島の本塁打などで加点。7回には毛利、黒田の2本の本塁打などで決定的な6点を奪って勝負を決めました。投げては背番号2の先発野田が8回まで福岡第一打線を2安打に抑え三塁を踏ませない力投。9回に1点を失いましたが、13-1で九州国際大付が快勝し、今年の春に続く優勝を果たしました。

これで福岡県における年内の公式戦は全日程が終了。九州国際大付と福岡第一は、11月6日(土)から鹿児島市で開催される九州大会に出場します。

<北九州市民>
▼3・4位決定戦(延長12回)
飯塚   000 101 002 022=8

自由ケ丘 100 002 010 023=9
【飯】小串→中村
【自】柿原→福島→松尾→蔵本
〈本〉隈本(飯)
▼決勝
福岡第一 000 000 001=1
九国大付 301 010 62x=13
【福】杉本→川波→久保
【九】野田
〈本〉野田、大島、毛利、黒田(九)

 

 

Pocket
LINEで送る

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*