秋季大会第15日~九国大付、福岡第一、飯塚もベスト4進出




【九国大付―福岡】1回表九国大付二死二塁、佐倉が先制の中前打を放つ

第149回九州地区高校野球福岡大会は大会15日目となる17日(日)、北九州市民球場で準々決勝3試合が行われベスト4が出揃いました。

第一試合は今春に続く優勝を目指す九州国際大付と、南部パート決勝で西日本短大附を破った福岡が対戦。九州国際大付は初回に4番佐倉のタイムリーで先制すると、その後も佐倉の本塁打などで得点を重ね、投げては先発の香西が福岡打線を4安打1点に抑えて9-1で快勝しました。

第二試合は2年前の優勝校・福岡第一が北筑と対戦。北筑が1回表に先制しますが、その裏に福岡第一がすぐに逆転すると、3回には宮島、末永の2者連続本塁打など5安打を集めて4点を追加。4回以降も攻撃の手を緩めずリードを広げると、先発した1年生左腕の川波が8安打を許しながらも北筑打線を2点を抑え、10-2で7回コールド勝ちを収めました。

【飯塚―福大大濠】3回表飯塚二死一、三塁、福田が中前適時打を放ち5点目

点灯試合に突入した第三試合は、昨秋に続く優勝を狙う福岡大大濠と今夏ベスト4の飯塚、南北の強豪が激突しました。試合は2回に飯塚が先制するとその裏に福岡大大濠が9番吉田の2点本塁打で逆転。すると飯塚も3回表に3連打を含む5安打を集中させて4点を奪い、7回にも2点を加え7-3とリードを広げました。
このまま飯塚が逃げ切るかと思われた7回裏、福岡大大濠の吉田が今後は満塁本塁打を放って8-7と再び逆転すると、飯塚は直後の8回二死から2つの四死球を挟む4連打で12-8に。福岡大大濠もその裏に2点を返しましたが反撃及ばず、12-8で3時間にわたる激闘を制しました。

<北九州市民>
▼準々決勝
九国大付 101 131 002=9

福岡   000 100 000=1
【九】香西
【福】緒方→池田→亀田→緒方
〔九国大付は10/23(土)自由ケ丘と対戦〕
▼準々決勝(7回コールド)
北筑   100 010 0=2
福岡第一 204 112 x=10
【北】森安→藤原
【福】川波
〔福岡第一は10/23(土)飯塚と対戦〕
▼準々決勝
飯塚   014 000 250=12
福大大濠 020 010 520=10
【飯】白浜→中村
【福】友納→若田部→松尾→森本→友納→山下
〔飯塚は10/23(土)福岡第一と対戦〕

——

23日は北九州市民球場で準決勝2試合が行われ、勝者は九州大会(11月6日~鹿児島)への出場が決まります。

<10月23日の試合予定>
【県大会】(準決勝)
▼北九州 自由ケ丘―九州国際大付/福岡第一―飯塚

 

 

 

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