秋季大会第12日~九国,大濠,柳川など県大会へ、西短,筑陽は敗退




第149回九州地区高校野球福岡大会は大会12日目の9日(土)、北部でパート決勝2試合、南部でパート決勝4試合が行われました。北部からは自由ケ丘と九州国際大付、南部からは柳川、福岡、福岡第一、福岡大大濠の4校が県大会へ名乗りを上げました。

【北部】———
北九州市民球場の第一試合はAパートの決勝、小倉―自由ケ丘の一戦が行われました。試合は自由ケ丘が1回、3回に1点をずつをあげて2-0のまま終盤に入ると、8回裏に自由ケ丘が一挙5点をあげてコールド勝ち。昨年秋に続く県大会出場を決めました。3試合連続2桁得点の小倉打線でしたが完封負けで、2018年春以来となる県大会出場はなりませんでした。
第二試合はBパート決勝が行われ、九州国際大付と東筑が対戦。九州国際大付は初回に4点、2回に3点と序盤から得点を重ねると、7回裏にも4点を奪って東筑に13-3と大差をつけてコールド勝ち。東筑は今大会初めて九州国際大付から得点を奪いましたが、及びませんでした。九州国際大付は2017年春から9季連続の県大会出場となりました。

<北九州市民>
▼Aパート決勝(8回コールド)
小倉   000 000 00=0

自由ケ丘 101 000 05=7
〔自由ケ丘は10/16(土)柳川と対戦〕
▼Bパート決勝(7回コールド)
東筑   030 000 0=3
九国大付 431 001 4=13
〔九州国際大付は10/16(土)福岡と対戦〕

【南部】———
雁の巣球場で行われたCパート決勝は、2年前の秋の福岡大会優勝校・福岡第一と今夏4強の筑陽学園が対戦。序盤から中盤にかけて筑陽学園が小刻みに得点を重ね6回を終えて4-1とリードを奪いましたが、福岡第一は8回に1点を返して2点差に迫ると、続く9回に一挙3点を挙げて逆転。そのまま逃げ切り、2年前の秋以来となる県大会出場を決めました。
第二試合は6季連続の県大会出場を目指す福工大城東と昨秋の優勝校・福岡大大濠が激突。試合は両校無得点のまま9回を終えて延長戦に入りましたが、10回表に福岡大大濠が均衡を破る4点をあげて勝負を決めました。

<雁の巣>
▼Cパート決勝
福岡第一 000 010 013=5
筑陽学園 011 101 000=4
〔福岡第一は10/17(日)門司大翔館✕北筑の勝者と対戦〕
▼Dパート決勝(延長10回)
福大大濠  000 000 000 4=4
福工大城東 000 000 000 0=0
〔福岡大大濠は10/17(日)飯塚✕豊国学園の勝者と対戦〕

小郡市野球場の第一試合は、Aパート決勝の南筑―柳川の一戦。柳川は2回に2点を取って先制すると、その後も得点を重ねていき7-3で快勝しました。秋の福岡大会が南北各4校による県大会方式となって柳川が県大会に出場するのは初めてで、2003年春以来となる九州大会出場を目指します。
Bパート決勝の第二試合は、今夏優勝の西日本短大附と福岡が対戦。試合は2-2のまま延長戦に入り、福岡が11回裏にサヨナラ勝ちを収めました。福岡の県大会出場は2018年春以来で、準々決勝では九州国際大付に挑みます。

<小郡>
▼Aパート決勝
南筑 000 100 002=3
柳川 020 301 10x=7
〔柳川は10/16(土)自由ケ丘と対戦〕
▼Bパート決勝(延長11回)
西短大附 100 010 000 00=2
福岡   001 100 000 01=3
〔福岡は10/16(土)九州国際大付と対戦〕

——

10月10日(日)は、北部でパート決勝の残り2試合が行われ、県大会に出場する8校が出揃います。

<10月10日の試合予定>
【北部】(パート決勝)
▼北九州 門司大翔館―北筑/飯塚―豊国学園

 

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