秋季大会第10日~九国,自由ケ丘,小倉,筑陽,城東などパート決勝へ




大会10日目を迎えた第149回九州地区高校野球福岡大会は、7日(木)に北部で3回戦2試合と4回戦4試合、南部で4回戦8試合が行われました。南部では4つのパート決勝を争う8校が決まり、対戦カードは以下の通りとなっています。

〈Aパート〉柳川―南筑〈Bパート〉西日本短大附―福岡
〈Cパート〉筑陽学園―福岡第一〈Dパート〉福工大城東―福岡大大濠

 

【北部】———
光陵グリーンスタジアムの第一試合は、初回に3点を先制した豊国学園に対し大和青藍も4回までに1点差まで迫りましたが、5回、8回と追加点を挙げた豊国学園が5-2で4回戦へ。
4回戦に入った第二試合は逆転、また逆転のシーソーゲームとなりましたが、5-7の8回に4点を挙げて再逆転した小倉が9回にも2点を加えて突き放し、宗像の反撃を2点に抑えて逃げ切りました。第三試合は序盤から得点を重ねた東筑が7-2で育徳館に快勝。パート決勝では九州国際大付と激突します。

<光陵グリーンスタジアム>
▼3回戦
豊国学園 300 010 010=5

大和青藍 010 100 000=2
〔豊国学園は10/8(金)近大福岡と対戦〕
▼4回戦
小倉 100 030 142=11
宗像 002 100 402=9
〔小倉は10/9(土)自由ケ丘と対戦〕
▼4回戦
育徳館 000 100 001=2
東筑  302 002 00x=7
〔東筑は10/9(土)九州国際大付と対戦〕

筑豊緑地野球場の第一試合は4回まで小倉工が4-0とリードしましたが、近大福岡が7回に追い付き延長戦に持ち込むと、10回サヨナラ勝ちを収めました。4回戦では豊国学園と対戦します。
4回戦に入った第二試合は、東海大福岡と自由ケ丘の強豪対決。試合は先制した東海大福岡を自由ケ丘が逆転し、リードを広げる展開に。東海大福岡も8、9回に追い上げて粘りを見せましたが1点及ばず、5-4で自由ケ丘がパート決勝へ進出しました。第三試合は九州国際大付が4回表に一挙16点を挙げるなど、20-0で鞍手を圧倒しました。九州国際大付はここまで3試合、まだ無失点です。

<筑豊緑地野球場>
▼3回戦(延長10回)
小倉工  300 100 000 0=4
近大福岡 000 001 300 1=5
〔近大福岡は10/8(金)豊国学園と対戦〕
▼4回戦
東海大福岡 010 000 012=4
自由ケ丘  021 100 10x=5
〔自由ケ丘は10/9(土)小倉と対戦〕
▼4回戦(5回コールド)
九国大付 120 16 1=20
鞍手   000  00=0
〔九州国際大付は10/9(土)東筑と対戦〕

【南部】———
南部では4回戦8試合が3球場で一斉に行われました。
春日公園野球場の第一試合は、今夏の優勝校・西日本短大附が4回に一挙10点を奪うなど、17-0で福島に5回コールド勝ち。初戦、2戦目と厳しい試合を勝ち上がってきた西日本短大附でしたが、この試合は完勝しました。福岡も八女を7-0の7回コールドで下しました。福岡はここまで3試合で失点1。堅守でパート決勝の西日本短大附戦にのぞみます。

<春日公園>
▼4回戦(5回コールド)
西短大附 200 10 5=17
福島     000 0 0=0
〔西日本短大附は10/9(土)福岡と対戦〕
▼4回戦(7回コールド)
八女 000 000 0=0
福岡 200 131 x=7
〔福岡は10/9(土)西日本短大附と対戦〕

小郡市野球場の第一試合では、優勝候補の一角・筑陽学園が17-0で筑紫中央に5回コールド勝ち。第二試合は今春センバツ出場校の福岡大大濠と、2試合連続2桁得点の久留米商が激突。初回に3点を先制した久留米商を福岡大大濠が追いかける展開となりましたが、福岡大大濠は6回に3点を奪って6-5と逆転。直後の7回表に追い付かれましたが、その裏に再び2点を勝ち越し、そのまま逃げ切りました。第三試合は今夏8強の柳川が香椎工を8-3で振り切り、パート決勝では同じ筑後地区の南筑と対戦します。

<小郡>
▼4回戦(5回コールド)
筑紫中央 000 00=0
筑陽学園 178 1x=17
〔筑陽学園は10/9(土)福岡第一
と対戦〕
▼4回戦
久留米商 301 010 100=6
福大大濠 200 103 20x=8
〔福岡大大濠は10/9(土)福工大城東と対戦〕
▼4回戦
柳川  400 031 000=8
香椎工 200 010 000=3
〔柳川は10/9(土)南筑と対戦〕

久留米市野球場の第一試合は福工大城東と九産大九州、南部を代表する強豪私立同士の一戦となりました。5回までゼロ行進が続いた後、福工大城東が6回に2点を先制。九産大九州もすぐに1点を返しましたが、福工大城東は7回表にも3点を加えて突き放し、そのまま押し切りました。第二試合は5回まで浮羽究真館が2点をリードしましたが、南筑は6回同点に。直後に再び勝ち越されましたが、その裏に2点を挙げて再逆転。8回にも1点を加えて5-3で接戦を制しました。第三試合は福岡第一が5回に挙げた3点を守り切り香椎に完封勝ち。次戦は筑陽学園との間でパート決勝を争います。

<久留米>
▼4回戦
福工大城東 000 002 300=5
九産大九州 000 001 000=1
〔福工大城東は10/9(土)福岡大大濠
と対戦〕
▼4回戦
浮羽究真館 101 000 100=3
南筑    000 002 21x=5
〔南筑は10/9(土)柳川と対戦〕
▼4回戦
香椎   000 000 000=0
福岡第一 000 030 00x=3
〔福岡第一は10/9(土)筑陽学園と対戦〕

——

10月8日(金)は、北部で4回戦の残り4試合が行われ、北部でもパート決勝にのぞむ8校が出揃います。

<10月8日の試合予定>
【北部】(4回戦)
▼北九州  門司大翔館―古賀竟成館/飯塚―小倉東
▼光陵GS 北筑―門司学園/近大福岡―豊国学園

 

 

 

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