2021秋季大会を展望する①Aパート~自由ケ丘、春日など有力




第149回九州地区高校野球福岡大会の開幕(19日・日)まで1週間となりました。緊急事態宣言の延長に次ぐ延長で練習試合はおろか全体練習もままならず、高校球児にとっては厳しい日々が続いています。それでも秋季大会が予定通り開幕されることが決まり、感染状況次第ではありますが準々決勝からは一般客を入れての開催も可能性が出てきました。開幕に向けて福岡の高校野球熱を盛り上げる意味も込めて、大会前の展望をしておきたいと思います。

Aパートは抜けたチームが不在で混戦模様、どこが勝ち上がってもおかしくないという印象です。

自由ケ丘・斎藤

北部では、今夏主戦として活躍した右腕斉藤と4番冬木を中心に、前チームの主力が5人残る自由ケ丘が実力上位です。斉藤は今夏全3試合で先発。球威はそれほど感じませんが、小さく沈む変化球を低めに集めます。左のスラッガータイプの冬木は、今夏3試合で9打数5安打(1本塁打)6打点。迫力あるスイングで一発の魅力を秘めます。好守を見せるセカンド梶原、ショート中村の二遊間が残り、投攻守とバランスがよさそうです。

高稜・野副

その自由ケ丘と初戦で当たる高稜も今夏県大会出場の原動力となった野副―半情のバッテリーが健在です。野副は小柄ながら、持ち味である力強い直球をコーナーに集めます。夏の大会でシード嘉穂、強打者半場のいた北九州を連破した実績があるだけに、打線の援護次第では面白い存在となりそうです。

東海大福岡・入江

東海大福岡は今夏、初戦で北九州市立に惜敗しましたが、この試合で登板した入江とリリーフした松山、左右の2本柱が残ります。入江は直球に大きなカーブを交えた投球を見せます。北九州市立戦では狙ったところに球が決まらず苦しみましたが、低めいっぱいに決まる直球には威力があります。左腕の松山は縦に落ちてくるスライダーが武器で、3イニングスで4三振を奪いました。
東海大福岡と初戦で対戦する今夏の準優勝校・真颯館は主力メンバーが抜けましたが、1年生ながら活躍を見せた山田の打撃に引き続き注目が集まります。

八幡南は今夏、九州国際大付に初戦で敗れましたが、その試合で好リリーフを見せた奥迫がいます。夏8強の戸畑はメンバーがほとんど入れ替わるため、こちらも戦力は未知数といったところ。中軸を中心に前チームのレギュラー5人が残る青豊のほか轟木、吉川と今夏のマウンドを踏んだ2人が残る小倉なども上位進出を狙います。

春日・飯田

南部では、左腕飯田を擁する春日が有力です。今夏は5回戦で福岡大大濠・毛利との投げ合いの末に敗れましたが、130キロ台の力強い直球を軸に好投しました。コントロールもよく安定感があります。強いて課題を挙げるとすれば、終盤のスタミナでしょう。球威もまだ伸びそうで来年にかけて活躍が期待される投手の一人です。

同校を追うのは選手層の厚さで九産大九産柳川あたりでしょうか。今夏は九産大九産がベスト16、柳川はベスト8まで勝ち上がりましたが前チームの主力が抜けただけに、どこまで戦力を整えてこれるか。前チームのレギュラー5人が残り、足を絡めた攻撃を見せる西南学院がダークホース的存在です。

 

 

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