大会17日目を迎えた第103回全国高校野球選手権福岡大会は25日(日)、久留米市野球場で準決勝2試合が行われ、真颯館と西日本短大附が決勝に進出しました。
真颯館は九州工時代の1994(平成6)年以来3度目、西日本短大附は2010(平成22)年以来6度目の優勝を目指します。
【第一試合】
▼準決勝
真颯館 000 202 000=4
筑陽学園 000 200 000=2
【真】松本翔
【筑】藤田→木口→村田
準々決勝で柳川を1安打に抑えて完封した松本(翔)投手を擁する真颯館と、準々決勝でセンバツ8強の福岡大大濠・毛利投手を打ち崩した筑陽学園が対戦。
序盤は真颯館・松本、筑陽学園・藤田の両先発が好投を見せて3回まで両チーム無得点。4回真颯館が山下(明)の2点タイムリーで先制すると、筑陽学園もすぐにその裏、野田、春山の連続タイムリーで同点に追い付き、一進一退の攻防が繰り広げられます。真颯館は6回に松本涼、山田のタイムリーで2点を再度勝ち越すと、松本投手が走者を出しながらも決定打を許さずに2点を守り切り、筑陽学園を振り切りました。
【第二試合】
▼準決勝
飯塚 031 200 200=8
西短大附 000 014 031=9
【飯】白浜→小串→鎌倉→中村→中山
【西】大嶋
〈本〉林(西)
準々決勝で九州国際大付・山本投手を攻略した飯塚と、戸畑を2安打完封した大嶋投手を擁する西日本短大附の一戦。
飯塚は2回に日比野の2点適時打とスクイズで3点を先制すると、その後も得点を重ねて4回まで6-0と大きくリード。それでも西日本短大附は5回に相手暴投で1点を返して飯塚先発の白浜投手を降板に追い込むと、6回には飯塚投手陣の制球難につけ込んで3連続押し出しなどで4点を奪って1点差に迫ります。
飯塚もすかさず7回に4本のヒットを集めて2点を追加して突き放し8-5とリードを3点に広げますが、8回裏に四球の走者を2人おいて3番林(直)が同点本塁打を放ち、ついに同点に追い付きます。その勢いに乗って9回裏は二死満塁と攻め立て、8回に同点本塁打を放った林が右中間にサヨナラ打。激闘に終止符を打ちました。
決勝は休養日を挟んで27日(火)、久留米市野球場で午前11時プレーボールの予定です。
<27日の試合予定> ———–※赤字はシード校
(決勝)
▼久留米 真颯館-西日本短大附
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※日程・スコア・選手名などは主催者発表のものと照合・確認してください
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