2021選手権大会第14日~8強にまず大濠、筑陽、真颯館、柳川




【福岡大大濠-春日】8回表福岡大大濠一死二塁、川上の左前打で友納が生還

第103回全国高校野球選手権福岡大会は19日(月)、5回戦4試合が行われシード校同士の対戦が始まりました。

【九産大九産-真颯館】4回表真颯館一死二、三塁、加藤が右前に同点適時打を放つ

北九州市民球場の第一試合は筑陽学園と北筑、南北のシード校が激突しました。1点を追う北筑は3回、井生の本塁打などで一挙5点を奪って逆転に成功しますが、筑陽学園はじわじわと追い上げ、7回に2本の本塁打で6-5と再逆転。北筑も9回に一打同点のチャンスを迎えましたが及ばず、筑陽学園が優勝した2019年に続く8強入りを決めました。
第二試合は柳川・松尾、香椎・小中、両投手による息詰まる投手戦となりました。両校無得点のまま延長戦に入ると10回表、柳川が待望の先制点をあげて均衡を破ります。香椎もその裏、二死満塁と詰め寄り一打逆転サヨナラの好機を迎えましたが松尾が踏ん張り、1点を守り切りました。柳川の夏の福岡大会の8強入りは準優勝した2006年以来、15年ぶりとなります。

春日公園野球場ではセンバツ出場校の福岡大大濠がエース毛利を立て、好投手飯田を擁する春日と対戦。1回に両校1点ずつをとりあった後は、両校ともに走者を出しながらしのぎあいが続きましたが7回、福岡大大濠が藤田の本塁打で勝ち越すと、8回にも追加点をあげて4-1で熱戦を制しました。
第二試合は真颯館が同点の5回に3連打に敵失をからめて4点をあげてリードを広げると、エース松本翔が12三振を奪う力投をみせて完投。5-1で九産大九産を破って2016年以来の準々決勝進出を決めました。

大会15日目の20日(火)は5回戦の残り4試合が行われ、ベスト8が出揃います。

 

<19日の試合結果>———–——※赤字はシード校
【県大会】
◇北九州市民————–
▼5回戦
北筑   005 000 000=5
筑陽学園 010 102 20X=6
【北】井生【筑】村田→藤田
〈本〉井生(北)大内、向井(筑)

〔筑陽学園は23日、福岡大大濠と対戦〕
▼5回戦
柳川 000 000 000 1=1
香椎 000 000 000 0=0
【柳】松尾【香】小中
〔柳川は23日、真颯館と対戦〕

◇春日公園————–
▼5回戦
福大大濠 100 000 120=4
春日   100 000 000=1
【福】毛利【春】飯田→小早川
〈本〉友納、藤田(福)

〔福岡大大濠は23日、筑陽学園と対戦〕
▼5回戦
真颯館   000 140 000=5
九産大九産 001 000 000=1
【真】松本翔【九】近藤→吉川
〔真颯館は23日、柳川と対戦〕

<20日の試合予定> ———–※赤字はシード校
【県大会】(5回戦)

▼北九州市民 福工大城東飯塚/祐誠-戸畑
▼久留米   沖学園
九国大付西短大附折尾愛真

※日程・スコア・選手名などは主催者発表のものと照合・確認してください

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