2021選手権大会第9日~飯塚・城東なども県大会へ、久留米商は涙




大会9日目を迎えた第103回全国高校野球選手権福岡大会は14日(水)、北部で3回戦6試合、南部で3回戦4試合が行われ、10校が県大会に名乗りをあげました。
シード校のうち北部では戸畑、飯塚、南部でも福工大城東がそれぞれ勝ち上がりましたが、久留米商は祐誠に敗れました。

【北部】
北九州市民球場の第一試合は、初回に4点を先制した玄界が鞍手の追い上げをしのいで6-4で勝利をおさめ、70回大会に参加して以来、初となる県大会出場を決めました。第二試合は折尾愛真が豊国学園の3人の投手から13点をあげて6回コールドで快勝でしました。

光陵グリーンスタジアムでは育徳館が初回に5点を奪うと、その後も着実に加点し、京都を5回コールドで下しました。シード戸畑と苅田工の一戦は中盤まで競り合う形となりましたが、8回に3点を加えて突き放した戸畑が、金田~木原の継投で苅田工を振り切りました。

筑豊緑地野球場の第一試合は飯塚が2本の本塁打などで嘉穂東から11点を奪って7回コールドで快勝。第二試合は、門司学園が直方との投手戦を3-1で制し、2019年に続いて県大会にコマを進めました。

【南部】
春日公園野球場の第一試合は、シード福工大城東が同点で迎えた5回に一挙7点をあげて、修猷館に7回コールド勝ち。第二試合は4-9で迎えた9回裏に八女が5点差を追いつき延長戦に持ち込むと、10回サヨナラ勝ち。福岡中央は勝利目前の逆転負けで涙をのみました。

久留米市野球場の第一試合は、3回までに8点をあげた八女工が3投手の継投で筑前を完封、7回コールドで快勝しました。第二試合は初回久留米商に3点を先制された祐誠が、3回に逆転するとその後もリードを広げ、終盤の追撃を佐保投手がしのいで7-5で勝利。春の筑後地区大会に続く勝利で、シード校を撃破しての県大会出場を決めました。

大会10日目の15日(木)は南部で3回戦の2試合が行われ、県大会出場の32校が出揃います。

<14日の試合結果>———–——※赤字はシード校
【北部】
◇北九州市民————–
▼3回戦
玄界 400 010 010=6
鞍手 120 000 100=4
【玄】古舘【鞍】福原→原田

〔玄界は18日、福工大城東と対戦〕
▼3回戦 ※6回コールド
折尾愛真 400 405=13
豊国学園 000 201=3
【折】田端→川村→沢田→山根→在郷【豊】有久→長谷川→川本
〔折尾愛真は18日、筑紫丘―香椎工の勝者と対戦〕

◇光陵GS————–
▼3回戦 ※5回コールド
京都  000 00=0
育徳館 501 31=10
【京】宮崎→梅林【育】山口

〔育徳館は18日、西短大附と対戦〕
▼3回戦
苅田工 000 100 001 =2
戸畑  101 001 03x =6
【苅】小池【戸】金田→木原
〈本〉坂根(戸)
〔戸畑は18日、八女工と対戦〕

◇筑豊緑地——————–
▼3回戦 ※7回コールド

飯塚  401 113 1=11
嘉穂東 000 010 0=1
【飯】小串→中村→鎌倉【嘉】藤井→浜口→藤井
〈本〉芳賀,松尾(飯)高倉(嘉)
〔飯塚は18日、八女と対戦〕
▼3回戦
直方   000 000 100=1
門司学園 200 000 10x=3
【直】原口【門】小林→森本
〔門司学園は18日、祐誠と対戦〕

【南部】
◇春日公園——————-
▼3回戦 ※7回コールド
修猷館   010 000 0=1
福工大城東 010 070 x=8
【修】水田→上川→五十嵐【福】大塚→白楽
〔福工大城東は18日、玄界と対戦〕
▼3回戦 ※延長10回
福岡中央 003 220 101 0=9
八女   110 200 005 1=10
【福】重住→栗山→重住→中村→栗山【八】富安→山口→吉原
〈本〉占部(福)
〔八女は18日、飯塚と対戦〕

◇久留米———————-
▼3回戦 ※7回コールド
筑前  000 000 0=0
八女工 206 000 x=8
【筑】高田→寺岡→大江【八】本田→高田→船津

〔八女工は18日、戸畑と対戦〕
▼3回戦
久留米商 300 000 011=5
祐誠   
104 010 10x=7
【久】下川【祐】矢野→佐保

〔祐誠は18日、門司学園と対戦〕

<15日の試合予定> ———–
【南部】
▼小郡 (3回戦)福岡第一-九産大九州/筑紫丘ー香椎工

※日程・スコア・選手名などは主催者発表のものと照合・確認してください

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