
第103回全国高校野球選手権福岡大会は3日目の8日(木)、北部・南部で2回戦6試合ずつが予定されていましたが、降雨により南部の2試合が順延となりました。シード校では南部の筑陽学園と九産大九産はコールド勝ちを収めましたが、北部では嘉穂が敗れる波乱がありました。
【北部】
北九州市民球場では、大和青藍が嘉穂総合に逆転勝ち。北九州も田川科学技術に競り勝って3回戦へ進出しました。
光陵グリーンスタジアムの第一試合ではシード校の嘉穂が高稜と対戦。高稜は0-1で迎えた8回に3点を奪って逆転すると、嘉穂の追撃を振り切って1点差で逃げ切りました。春の福岡中央地区大会で優勝した嘉穂でしたが、初戦で姿を消しました。第二試合では東筑・大越投手が門司大翔館を完封、7回コールドで快勝しました。
筑豊緑地野球場では、星琳が小倉南に8回コールド勝ち。第二試合の中間-小倉西は5-5のまま延長戦に入りましたが、10回表に中間が2点を勝ち越し、夏としては2012年(第94回大会)以来の白星を挙げました。
【南部】
小郡市野球場の第一試合は、春の福岡地区大会を制した筑陽学園が福岡農に5回コールド勝ち。第二試合の東福岡―伝習館は雨のため順延となりました。
久留米市野球場では、九産大九産が夏の大会初参加の八女学院に5回コールド勝ち。八女学院の公式戦初勝利は、秋以降に持ち越されました。第二試合は初回に3点を奪って主導権を握った南筑が福岡舞鶴を4-2で下し、3回戦では筑陽学園と対戦します。
大牟田延命球場では筑紫台が福岡に4-2で勝利。昨夏の「がんばれ福岡2020」福岡地区大会で優勝を飾り、今年は140キロ超の直球を持つ井崎投手を擁して上位進出を狙った福岡でしたが、初戦敗退に終わりました。第二試合の有明高専ー香椎は雨天順延となりました。
9日(金)は北部で2回戦6試合、南部ではこの日順延となった2試合が追加され、2回戦8試合が予定されています。
<8日の試合結果>———–——※赤字はシード校
【北部】
◇北九州市民————–
▼2回戦
大和青藍 010 002 040=7
嘉穂総合 101 000 000=2
【大】古賀→国広【嘉】高田
〔大和青藍は13日、星琳と対戦〕
▼2回戦
田川科技 000 200 000=2
北九州 003 010 00x=4
【田】井上【北】日高
〔北九州は13日、高稜と対戦〕
◇光陵GS——————
▼2回戦
高稜 000 000 031=4
嘉穂 100 000 011=3
【高】野副【嘉】白石誇→白神
〔高稜は13日、北九州と対戦〕
▼2回戦 ※7回コールド
東筑 001 123 0=7
門司大翔館 000 000 0=0
【東】大越【門】冨士本→河野→金沢
〔東筑は13日、中間と対戦〕
◇筑豊緑地——————–
▼2回戦 ※8回コールド
小倉南 000 010 00 =1
星琳 012 400 01 =8
【小】安部→田川【星】上村
〔星琳は13日、大和青藍と対戦〕
▼2回戦 ※延長10回
中間 103 010 000 2=7
小倉西 004 010 000 0=5
【中】村岡【小】長友
〔中間は13日、東筑と対戦〕
【南部】
◇小郡——————-
▼2回戦 ※5回コールド
筑陽学園 724 10=14
福岡農 000 00= 0
【筑】村田【福】村上→稲次→村上
〔筑陽学園は12日、南筑と対戦〕
◇久留米———————-
▼2回戦 ※5回コールド
八女学院 000 00= 0
九産大九産 501 04=10
【八】秀坂→友清【九】藤江→池見
〔九産大九産は12日、筑紫台と対戦〕
▼2回戦
南筑 300 100 000=4
福岡舞鶴 001 000 001=2
【南】玉田→大串→井口【福】大原→吉野→灰塚
〔南筑は12日、筑陽学園と対戦〕
◇大牟田延命——————-
▼2回戦
筑紫台 000 300 100=4
福岡 000 000 002=2
【筑】漆谷【福】井崎→緒方
〔筑紫台は12日、九産大九産と対戦〕
<9日の試合予定> ———–※赤字はシード校
【北部】
▼北九州市民(2回戦)九国大付ー八幡南/鞍手-八幡工
▼光陵GS (2回戦)遠賀・若松商ー玄界/嘉穂東ー青豊
▼筑豊緑地 (2回戦)小倉ー築上西/飯塚ー戸畑工
【南部】
▼小郡 (2回戦)沖学園ー西南学院/福工大城東ー筑紫中央
▼久留米 (2回戦)東福岡ー伝習館/西短大附ー八女農/修猷館ー博多工
▼大牟田延命(2回戦)有明高専ー香椎/大牟田ー三井/糸島ー大牟田北
※日程・スコア・選手名などは主催者発表のものと照合・確認してください
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