2021年夏の福岡大会が開幕、小倉工がシード八幡下す




第103回全国高校野球選手権福岡大会が7月6日(火)、開幕しました。
この日試合が行われた5球場で、選手宣誓などの「開始式」がそれぞれ行われました。光陵グリーンスタジアムでは、八幡の大畑瑛介主将が「大会を開催するために力を尽くして下さった高野連の皆さま、先生方、保護者の皆さまへの感謝の気持ちと、昨年大会が中止となってしまった先輩方の悔しさを胸に、全力でプレーすることを誓います」と選手宣誓を行いました。

開始式のあと、各球場で熱戦の火ぶたが切って落とされ、夏の甲子園を目指す戦いが2年ぶりに始まりました。

【八幡-小倉工】4回裏小倉工一死満塁、笠継の中犠飛で松下が生還

【北部】
2回戦6試合が行われました。
北九州市民球場の開幕試合は、新宮が初回に8点を奪い、宇美商を5回コールドで圧倒。第二試合は序盤から主導権を握った古賀竟成館が近大福岡を7回コールドで破り、初戦を突破しました。近大福岡は橘が大会1号本塁打を放ちましたが、及びませんでした。
光陵グリーンスタジアムでは小倉工がシード校の八幡を中盤に集中打で逆転、このリードをエース笠継以下、3投手の継投で守り切りました。降雨のため1時間近く遅れて始まった第二試合は、小倉東が鞍手竜徳の9回裏の猛追を振り切って逃げ切りました。
筑豊緑地野球場の第一試合は、初回から得点を重ねた希望が丘が若松に6回コールド勝ち。第二試合は八幡中央が初回に9点を挙げ、筑豊を5回コールドで破りました。

【小倉東-鞍手竜徳】7回表小倉東二死三塁、友田が適時三塁打を放つ

【南部】
1回戦5試合が行われました。
久留米市野球場では福岡大若葉が7回コールドで福岡講倫館を破り、2019年の初参加以来、夏の大会では初めてとなる勝利を挙げました。第二試合は2点差を9回に追い付いた柏陵が延長12回に2点を勝ち越し、その裏の福翔の反撃を1点に抑えて熱戦を制しました。第三試合は3回までに7点を挙げた福岡中央が終盤にも追加点を加え、8回コールドで久留米高専を下しました。
大牟田延命球場の第一試合は久留米が朝倉光陽を5回に再逆転、6回裏にも8点を加え6回コールド勝ちを収めました。第二試合は筑紫が神野投手の今大会完封一番乗りで、三池に5-0で快勝しました。

7日(水)は北部で2回戦6試合、南部で1回戦の残り2試合と2回戦4試合が予定されています。

<6日の試合結果>———–——※赤字はシード校
【北部】
◇北九州市民————–
▼2回戦 ※5回コールド
宇美商 000 00=0
新宮  801 1x=10
【宇】古賀【新】鉄艸→浜田

〔新宮は12日、希望が丘と対戦〕
▼2回戦 ※7回コールド
古賀竟成館 103 350 0=12
近大福岡  001 030 1=5
【古】田中→麻生【近】中川→末広→坂本→森田
【本】橘(近)

〔古賀竟成館は12日、小倉工と対戦〕

◇光陵GS——————
▼2回戦
八幡  100 001 000=2
小倉工 001 220 00x=5
【八】山下→宇宿→渡口【小】笠継→田中克→笹田

〔小倉工は12日、古賀竟成館と対戦〕
▼2回戦
小倉東  000 400 100=5
鞍手竜徳 000 000 003=3
【小】小土井【鞍】藤田→原田
〔小倉東は12日、八幡中央と対戦〕

◇筑豊緑地——————–
▼2回戦 ※6回コールド
若松   000 100 =1
希望が丘 330 023 =11
【若】松田【希】三宮→高瀬

〔希望が丘は12日、新宮と対戦〕
▼2回戦 ※5回コールド
筑豊   000 00=0
八幡中央 910 0x=10
【筑】柳良【八】井上敬→須藤
〔八幡中央は12日、小倉東と対戦〕

【南部】
◇久留米———————-
▼1回戦 ※7回コールド
福岡講倫館 000 021 0= 3
福岡大若葉 301 202 2=10
【講】平野→桑野【若】久我→江藤

〔福岡大若葉は10日、山門と対戦〕
▼1回戦 ※延長12回
柏陵 000 000 012 002=5
福翔 000 201 000 001=4
【柏】井口→谷本【福】田中→山口

〔柏陵は10日、柳川と対戦〕
▼1回戦 ※8回コールド
福岡中央  232 000 12=10
久留米高専 110 000 10= 3
【福】重住→中村【久】河野
〔福岡中央は11日、浮羽究真館と対戦〕

◇大牟田延命——————-
▼1回戦 ※6回コールド
朝倉光陽 030 010 = 4
久留米  200 048 =14
【朝】矢野→養父→矢野【久】徳永→安部

〔久留米は10日、明善と対戦〕
▼1回戦
筑紫 200 100 200=5
三池 000 000 000=0
【筑】神野【三】荒木→斉藤
〔筑紫は11日、九産大九州と対戦〕

<7日の試合予定> ———–※赤字はシード校
【北部】
▼北九州市民(2回戦)北筑ー常磐/須恵-光陵
▼光陵GS (2回戦)福岡魁誠ー自由ケ丘/水産ー田川
▼筑豊緑地 (2回戦)北九州市立ー東海大福岡/真颯館ー北九州高専

【南部】
▼春日公園 (2回戦)福大大濠ー玄洋/朝倉ー春日
▼久留米  (1回戦)香椎工ー久留米学園/筑前ー大川樟風
▼大牟田延命(2回戦)博多ー久留米筑水/城南ー三池工

※日程・スコア・選手名などは主催者発表のものと照合・確認してください

 

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