九国は大分舞鶴、真颯館は柳ヶ浦、東福岡は藤蔭と対戦~春季九州大会




 4月24日(土)に大分県で開幕する第148回九州地区高校野球大会の組み合わせが15日、決まりました。福岡県からは春の福岡大会を制した九州国際大付、準優勝の真颯館、3位の東福岡に、センバツ出場校の福岡大大濠を加えた4校が出場します。初戦の相手は九州国際大付が大分舞鶴(大分1位)、真颯館が柳ヶ浦(同2位)、東福岡が藤蔭(同3位)となり、奇しくも福岡の1~3位校と大分勢1~3位校の顔合わせとなりました。福岡大大濠は津久見(大分4位)と鹿屋中央(鹿児島2位)の勝者と対戦します。
 優勝争いはセンバツ準優勝の明豊(大分)を筆頭に、福岡大大濠や大崎などセンバツ出場組を中心に繰り広げられそうですが、九州国際大付や真颯館など福岡勢も上位進出の力を秘めており熱戦が期待されます。

九国大付・山本投手

 九州国際大付が対戦する大分舞鶴は今春、61季ぶりに大分大会で優勝、九州大会出場も39季ぶり(2001年秋来)となります。昨夏の大分県独自大会で準優勝、昨秋は準々決勝で明豊に敗れましたが、近年力をつけている公立校です。春の大分大会では、準決勝を除く4試合で6点以上をあげるなど打力のあるチーム。また準決勝の津久見戦は延長10回、決勝の柳ヶ浦戦はタイブレークを制しており、競り合いでの強さもありそうです。九州国際大付の誇る山本、柳川ら投手陣との対戦が注目されます。

 真颯館の対戦相手である柳ヶ浦は好投手・東江を擁し、大分大会では大分商、藤蔭とシード校を連破して準優勝。4番木戸は決勝戦で1点リードされた延長10回に同点本塁打を放つなど勝負強さが光ります。足もからめた多彩な攻撃パターンを持つ真颯館打線が、東江投手をどう攻略していくかが見どころとなりそうです。
 東福岡は開幕試合で藤蔭と対戦。2018、2019年と2年連続で夏の甲子園に出場した藤蔭は、昨秋もは4位、今春も3位と安定した成績を残しており、大分県内では上位クラスの一校。13季ぶりの九州大会となる東福岡は、2014年秋以来となる勝利を目指します。

 なお、一般観客の入場については「一般の方のご入場が可能となるよう感染状況を考慮しつつ、準備をすすめています」(大分県高校野球連盟)としています。また、現時点での「入場特別規定」として、➀入場に際しての問診表(同意書)の記入、②検温、マスクの着用、手指消毒の協力、③発声なしの応援、③座席の間隔を空け、座席を移動しないこと(入場券に座席番号を記入し、2週間保管すること)、④自席を離れての写真やビデオの撮影は禁止、などが挙げられています。(詳細はコチラ)

Pocket
LINEで送る

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*