春季大会最終日~九国大付が優勝、3位の東福岡も九州大会へ




【東福岡-戸畑】8回表東福岡二死一、二塁、田嶋が右越えに2点三塁打を放つ

 第148回九州地区高校野球福岡大会の最終日となった5日(月)、久留米市野球場で3位決定戦と決勝が行われました。3位決定戦では東福岡が13-6で戸畑に勝ち、2014年秋以来、13季ぶり12回目の九州大会出場を決めました。
 北部勢同士の対戦となった決勝は、九州国際大付が7-3で真颯館を下し、2013年秋以来となる優勝を果たしました。九州国際大付、真颯館、東福岡の3校はセンバツ出場校の福岡大大濠と共に、24日(土)から大分県で開催される九州大会に出場します。

 3位決定戦は、準決勝では登板のなかった東福岡・木村、戸畑・竹下の両投手が先発。東福岡は竹下投手の立ち上がりを攻め、2番山本の本塁打など長打攻勢で2回までに5得点を挙げて主導権を握りました。3点差に迫られた8回表には敵失に乗じて4点を追加すると、8回裏に戸畑の反撃にあいますが、9回にも戸畑の3投手に4安打を浴びせて4点を奪い、試合を決めました。

【真颯館-九国大付】2回裏九国大付一死二、三塁、小田原の中前打で前田に続き尾﨑が生還

 決勝は、昨夏行われた「がんばれ福岡2020」の北九州地区大会決勝でも対戦した九州国際大付-真颯館の一戦。九州国際大付はエース・山本投手、真颯館は準々決勝、準決勝で完投した松本翔投手に代わり、普段はサードを守る松本涼太朗投手が先発しました。九州国際大付は2回に3安打を集めて3点を先制、3回には4番木村の本塁打で松本投手をノックアウト。5-0とリードを広げました。真颯館も6回、4番森田が本塁打を放つなど2点を返しますが、九州国際大付は7回に連続スクイズで2点を加え、最後は二枚看板の一人・柳川投手を投入して逃げ切りました。

 春の福岡大会は終了しましたが、早くも10日(土)からは福岡、北九州、筑後、福岡中央の4地区で春季大会が始まります。夏の大会のシードポイントが与えられる最後の大会で、新1年生が出場可能となる最初の公式戦としても注目されます。

<5日の試合結果>———–
※赤字はシード校
【県大会】
▼3位決定戦(久留米)
東福岡 230 000 044=13
戸畑  100 010 040=6
【東】木村→池田→田中【戸】竹下→松山→飛田→前田→吉武
▼決勝(久留米)
真颯館  000 002 010=3
九国大付 032 000 20x=7
【真】松本涼→井上拓→森田【九】山本→香西→柳川

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