センバツ21世紀枠、県推薦校に北筑を選出







 福岡県高校野球連盟は13日、第93回選抜高校野球大会の「21世紀枠」県推薦校として、北筑を選出したと発表しました。同校が21世紀枠の県推薦校になるのは初めて。毎日新聞によると「推薦理由について県高野連は『文武両道を実践し、成績を近年伸ばしている』としている。」と報じています。

北筑・井生投手(2019年夏)

 北筑は、今夏の北九州地区大会ではベスト8入り。その時からマウンドに上がっている井生、中野の両投手を軸に秋の大会を勝ち上がり、準々決勝で福工大城東を破ってベスト4進出。初の九州大会出場をかけた準決勝では福岡大大濠に3-8で敗れました。全国大会、九州大会とも出場実績はありませんが2014年夏は準優勝。2015年には同校出身の今永昇太投手がDeNAにドラフト1位指名されるなど、近年力をつけている県立校です。

 九州各県の推薦校もすでに下表の通り決まっています。今回で21回目を迎える21世紀枠の選考ですが、九州地区推薦校には、これまで20回のうち18回までが「直前の九州大会に出場した公立校」が選ばれています(センバツ21世紀枠推薦校一覧)。昨年は各県推薦校に九州大会出場校がまったくいない異例の年となりましたが、それを除くと実に19回のうち18回までが前記の条件に合致しています(唯一の例外は2013年、九州大会出場の多良木〔熊本〕は選ばれず大島〔鹿児島〕が九州地区推薦校に)。
 今年は九州大会に出場した東明館(佐賀)と具志川商(沖縄)の2校が県から推薦されました。両校とも九州大会で1勝をあげており、有力候補と言えそうです。

 福岡県は長崎県とともに、21世紀枠でセンバツ出場校を出していない空白県で「そろそろ…」という期待も高まりますが、今年は一般枠で九州大会準優勝の福岡大大濠の選出が確実。これまで、九州大会で決勝進出を果たした県から九州地区推薦校が出たことはなく、北筑にとっては分が悪いデータとなっています。

 12月11日(金)にはこの8校から九州地区推薦校が選出され、来年1月29日(金)のセンバツ選考委員会で全国9地区の推薦校から21世紀枠の3校が選ばれることになります。

 

<九州各県の21世紀枠県推薦校>

校名 秋の成績  主な推薦理由(毎日新聞などから抜粋)
北筑 県4強 文武両道を実践し、成績を近年伸ばしている
東明館 九州8強 創意工夫して練習し近年は好成績。文武両道で他校の参考になる試合をする
長崎西 県4強 学業と部活動を両立。練習時間の確保に苦心しながら努力を重ねている
中津東 県8強 専用のグラウンドを持たず工夫をして練習に取り組み、ここ数年上位に進出
八代 県4強 学業との両立で近年好成績。7月の豪雨被災後も練習を続け部内の結束力向上
県8強 有数の進学校。練習は平日2時間と短いながらも質の高さで補う
伊集院 県8強 創立96年の歴史と伝統。進学校として学業と部活動の両立を目指して活動
具志川商 九州8強 これまでの実績、九州8強入りの戦いぶりなどが評価
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