北九州地区、福岡中央地区大会の組合せ決定~がんばれ福岡2020




 福岡県高校野球連盟は3日、選手権大会福岡大会の代替大会「がんばれ福岡2020」のうち、北九州地区高校野球大会、福岡中央地区高校野球大会の概要を発表しました。
 北九州地区、福岡中央地区とも32校ずつが参加して7月18日(土)に開幕。福岡地区、筑後地区大会のように予選リーグは行われず、トーナメントによる一発勝負となります。北九州地区は全校が出場しますが、福岡中央地区は宇美商が不参加となりました。昨秋まで連合チームで出場していた若松商、筑豊は、単独チームでの出場となります。

 北九州地区は、昨秋ベスト8の九州国際大付、同ベスト4の八幡南のほか、小倉工、真颯館などを中心とした優勝争いが繰り広げられそうです。九州国際大付は昨夏も活躍した140キロ超の直球を持つエース酒井が健在。昨秋は準々決勝で延長14回にもつれるタイブレークの末に福岡第一に敗れましたが、優勝候補の筆頭と言えそうです。八幡南は昨秋快進撃の原動力となった右腕・濵本の投球が注目されます。小倉工は主砲・久木田、勝負強い常軒を軸とした力強い打線が看板。真颯館は昨秋の段階ではチームとして粗削りな印象でしたが素質を感じさせる選手も多く、有力な一校。昨秋パート決勝まで進出した北九州市立門司学園のほか、昨夏新人大会の準優勝校で秋は小倉工に惜敗した戸畑なども上位を狙える力がありそうです。

 福岡中央地区は、飯塚、宗像、東海大福岡など有力校が左パートに集結しました。飯塚は昨秋、初戦(3回戦)で光陵に不覚を取りましたが、エース平山を中心に総合力の高さが光ります。過去3年間の福岡中央地区大会(4月・8月)では優勝5回、準優勝1回と圧倒しており、今回も優勝候補と言えそうです。宗像は、右サイドハンド・中村を中心とした堅い守りで昨秋ベスト4。打線も4番・石橋孝を中心につながりがよく、粘り強い戦いぶりも特徴です。東海大福岡は昨秋、4回戦で宗像に敗退。投打ともに発展途上な印象でしたが、どこまで底上げしてくるか。右パートでは昨秋ベスト8の光陵、3回戦で延長の末に真颯館を破った鞍手、4回戦でその鞍手に競り勝った直方、パート決勝まで進出した嘉穂東などの公立勢を中心に、決勝への切符を争う展開となりそうです。

<がんばれ福岡2020 北九州地区高校野球大会 組み合わせ>

<がんばれ福岡2020 福岡中央地区高校野球大会 組み合わせ>
 ※緑文字は本サイト独断による有力校


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