福岡地区の組み合わせ発表、7/4に開幕～がんばれ福岡2020

　福岡県高校野球連盟は２９日、選手権大会福岡大会の代替大会「がんばれ福岡２０２０」のうち、福岡地区高校野球大会の概要を発表しました。
　福岡地区の全４０校が参加して７月４日（土）に開幕。１４組に分かれて１９日（日）まで予選リーグを実施した上で順位を決定し、その結果をもとに全校による決勝トーナメントが行われます。決勝は８月３日（月）。全試合が無観客での開催で、会場や詳細な日程は公表されていません。筑後地区大会と異なり予選リーグの結果に関わらず全校が決勝トーナメントに進出できるため、組み合わせによっては最大９試合を戦うことになります。

　昨秋優勝の福岡第一、準優勝の福工大城東、８強の九産大九州、さらに福岡大大濠や筑陽学園などを軸に激しい優勝争いが繰り広げられそうです。福岡第一は制球のよい右サイドハンドの石橋、力のある直球が武器の左腕・久場の投手陣と、主砲・岸本を中心とした打線のバランスがよく昨秋の福岡を制しました。福工大城東は昨秋全試合で６点以上を叩きだした強力打線が売り。九産大九州は、昨夏筑陽学園をあと一歩まで追い詰めた左サイドハンド・野田の投球術が注目されます。福岡大大濠は左腕・深浦、毛利のほか、山下、山城と１４０キロ超の直球を持つ右腕２人が控えるなど投手陣が充実。打線も深浦を中心に好打者が揃います。昨夏優勝の筑陽学園は前チームからの主力である遊撃・中村、昨夏のマウンドを経験している中山らがチームをけん引。選手層の厚さで上位を狙います。
　注目は福岡第一と筑陽学園が同居するＦパートでしょう。ここでの２位チームは決勝トーナメントの初戦でＭパート（福工大城東、西南学院）１位と対戦することになり、Ｍパート１位が福工大城東となれば、いきなり優勝候補同士が激突することになります。Ｋパートでも昨夏８強の福岡大大濠と、同じく昨夏８強で秋も５回戦まで進出した春日が顔を合わせます。このほか東福岡や九産大九産、沖学園、公立校では筑前、修猷館、香椎なども力がありそうです。

＜がんばれ福岡2020 福岡地区高校野球大会 予選リーグ組み合わせ＞

＜がんばれ福岡2020 福岡地区高校野球大会 決勝トーナメント＞

　

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