秋季九州大会初日~福工大城東は沖縄尚学に競り負け初戦敗退




 第145回九州地区高校野球大会が19日(土)に開幕し、1回戦4試合が行われました。初日は福岡2位の福工大城東が沖縄尚学(沖縄1位)と対戦しましたが1点差で惜敗。2015年春以来の九州大会勝利はなりませんでした。。

 佐賀ブルースタジアムの第二試合に登場した福工大城東は、初回に先発・藤木投手が1点を失うと3回にも一死満塁のピンチを背負います。ここは藤木投手を救援した西野投手が連続三振に打ち取って無失点に抑えますが、続く4回二死から四球で出した走者を2番島袋の三塁打で還され0-2に。それでも西野投手は5回以降、沖縄尚学打線を無安打に抑え、味方の反撃を待ちます。6回まで沖縄尚学の先発・大湾投手の前に1安打の福工大城東は、7回二死から連打と四球で満塁とし、ここで代わった永山から内田が押し出し四球を選んで1点差とします。しかし続く二死満塁の同点・逆転機に追加点が奪えず、そのまま押し切られました。

 みどりの森県営球場で行われた開幕試合は、4回に3点を奪って逆転した宮崎日大(宮崎2位)が鹿児島実(鹿児島1位)をそのまま押し切りました。第二試合は8回に逆転を許した創成館(長崎2位)がその裏に再逆転に成功し、熊本国府(熊本1位)を下しました。
 佐賀ブルースタジアムの第一試合は、2回裏に一挙8点を奪った唐津商(佐賀2位)が9-2とリードしますが、6季連続九州大会出場の明豊(大分1位)が猛追。6回に4点を返して13-14と1点差に迫ると7回に2点をあげて遂に逆転。その後も得点を重ねて20-14という乱打戦を制しました。

 大会2日目は1回戦の残り4試合が行われ、ベスト8が出そろいます。福岡1位の福岡第一は佐賀ブルースタジアムの第二試合に登場、八重山農林(沖縄2位)と対戦します。

【大会第1日の結果】

◆1回戦(みどりの森県営)
 宮﨑日大 000 300 000=3
 鹿児島実 110 000 000=2
【宮】谷本→岩崎【鹿】加島
◆1回戦(みどりの森県営)
 熊本国府 000 001 010=2
 創成館  100 000 03X=4
【熊】池田【創】白水→松永→藤川
◆1回戦(佐賀ブルースタジアム)
 明豊  022 054 241=20
 唐津商 180 140 000=14
【明】若杉→永見→吉開→狭間
【唐】川野→市丸→原→溝添→森伊→江里
◆1回戦(佐賀ブルースタジアム)
 福工大城東 000 000 100=1
 沖縄尚学  100 100 00X=2
【福】藤木→西野【沖】大湾→永山

【大会第2日の試合予定】
みどりの森県営
◆1回戦 佐賀学園(佐賀1位)ー大崎(長崎1位)
◆1回戦 城北(熊本2位)―富島(宮崎1位)
佐賀ブルースタジアム
◆1回戦 大分商(大分2位)―熊本国府(熊本1位)
◆1回戦 福岡第一(福岡1位)―八重山農林(沖縄2位)

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