坂本(福大大濠出)はDeNA、福森(北九州出)は楽天~2019ドラフト




 17日(木)に2019年プロ野球ドラフト会議が行われました。福岡県では高校生6人がプロ志望届を提出していましたが、育成選手を含めて指名はありませんでした。一方、福岡県の高校出身選手では、坂本裕哉投手(福岡大大濠→立命館大)がDeNA2位、福森耀真投手(北九州→九州産業大)が楽天の5位でそれぞれ指名されました。

坂本裕哉投手(左)【DeNA2位】/福岡大大濠(2013~2015年)→立命館大(2016年~)

福岡大大濠2年秋の坂本投手

 福岡大大濠時代から速球派左腕として注目を集め、2年夏の初戦(三池戦)では8回2安打無失点13奪三振と好投。4回戦でも先発しましたが、小野投手(楽天)のいた西日本短大附に敗れました。2年秋以降は、1学年下の濱地投手(阪神)の成長で控えに回ることも多くなり、3年夏は初戦(朝倉光陽戦)で6回1安打10奪三振で完封したのが最後のマウンドとなりました。その後、チームは県大会まで勝ち上がりましたが、3回戦以降は濱地投手がいずれも完投。プロ入りも濱地投手に先を越されましたが、今春の関西学生野球連盟リーグ戦では5勝をあげて最優秀選手に選ばれ優勝に貢献、今秋もすでに4勝をあげるなど、この1年で大きく成長してプロ指名を受けました。
 高校時代は、左上手から投げ下ろす角度ある直球に威力があり、落差あるカーブも目を引きました。4年間で体もひと回り大きくなっており、特に太腿など下半身がかなり逞しくなっています。高校時は制球にやや不安がありましたが、140キロを超える質のよい直球を外角低めにビシビシと決めてきます。今年1軍でプロ初勝利をあげた後輩の濱地投手と投げ合う日が来ることを、楽しみにしたいと思います。

福森耀真投手(右)【楽天5位】/北九州(2013~2015年)→九州産業大(2016年~)

北九州3年夏の福森投手

 高校時代はがっしりとした体格から勢いのある直球を投げ込んでいましたが、細かな制球力があるタイプではなく、奪三振も多い代わりに与四死球もそれなりにあるという印象でした。3年夏は初戦で行橋を5回を無安打完封すると、3回戦(八幡戦)は4点を失ったものの10奪三振で完投。最後の試合となった4回戦(八幡南戦)でも8奪三振で2失点と好投しています。
 大学では3年秋から先発投手の一員として登板の機会も増え、3年秋と4年春に3勝、4年秋には5勝を挙げるなどエース格に成長しています。直球はコンスタントに140キロ台後半が出るようになっており、さらに磨きがかかりました。プロ志望届を出していた後輩の木村投手(3年)は今年のドラフトにはかかりませんでしたが、北九州高の先輩である福森投手が、まずプロの世界に挑むことになりそうです。


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