10月19日(土)から佐賀市で開催される第145回九州地区高校野球大会の組み合わせ抽選が11日(金)に佐賀市内で行われ、福岡代表の福岡第一は初戦で八重山農林(沖縄2位)と、福工大城東は沖縄尚学(沖縄1位)と対戦します。
例年に比べて突出したチームがなく、優勝争いは混沌としていますが、その中でも島袋、與谷など今夏の甲子園を経験した選手が残る沖縄尚学、九州大会7季連続出場となる明豊などが中心となりそうです。この両校と同居するパートに入った福工大城東にとっては、厳しい戦いが続きそうです。福岡第一が初戦で対戦する八重山農林も、沖縄大会では準々決勝以降の3試合はすべて1点差で、沖縄尚学との決勝では延長までもつれる接戦を演じるなど粘り強いチームです。
過去5大会のベスト4以上の成績を振り返っておくと、下の表のようになります。例によって優勝3ポイント、準優勝2ポイント、ベスト4を1ポイントとして集計すると福岡=11、大分=6、鹿児島=5、沖縄=4、宮崎=4、長崎=3、熊本=2、佐賀=0となります。表にはありませんが2016年は福岡大大濠が春秋と連続優勝するなど、県勢は過去7大会で5回の優勝を誇っており、ここ数年の活躍は目覚ましいものがあります。
ちなみにセンバツでの九州勢の成績を見ても、今年は明豊がベスト4、筑陽学園がベスト8。昨年は創成館がベスト8。2年前は秀岳館がベスト4、福岡大大濠と東海大福岡がベスト8。コンスタントに上位進出を果たしています。
年 | 優勝 | 準優勝 | ベスト4 | |
2019春 | 西短大附(福岡) | 興南(沖縄) | 熊本西(熊本) | 大分(大分) |
2018秋 | 筑陽学園(福岡) | 明豊(大分) | 大分(大分) | 日章学園(宮崎) |
2018春 | 九国大付(福岡) | 明豊(大分) | 未来沖縄(沖縄) | 東筑(福岡) |
2017秋 | 創成館(長崎) | 富島(宮崎) | 延岡学園(宮崎) | 東筑(福岡) |
2017春 | 神村学園(鹿児島) | 鹿児島実(鹿児島) | 美里工(沖縄) | 秀岳館(熊本) |
センバツ出場をかけた熱戦の開幕は、来週土曜日(19日)です。
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