秋季大会第14日~福岡第一と福工大城東が決勝進出、九州大会へ




 大詰めを迎えている第145回九州地区高校野球福岡大会は5日(土)に北九州市民球場で準決勝2試合が行われ、福岡第一と福工大城東が決勝進出と九州大会出場を決めました。福岡第一は2004年秋以来30季ぶり5回目、福工大城東は2015年春以来、9季ぶり20回目の九州大会出場となります。

【宗像ー福岡第一】福岡第一8回表一死満塁、三谷の左前打で池田が生還し同点

 第一試合は北部のシード宗像と、準々決勝で九州国際大付をタイブレークの末に破った福岡第一が対戦しました。試合は序盤、宗像が四死球や敵失をからめて4点をリード、先発中村も5回まで2安打投球で優位に試合を進めます。しかし福岡第一は6回、4番岸本の2点本塁打などで1点差に迫ると、8回には5安打を集中させて3点を奪い逆転。宗像も最終回1点を返して、なおも二死一、二塁と迫りましたが、あと一歩及びませんでした。
 第二試合は福工大城東が、ノーシードから勝ち上がってきた八幡南と激突。福工大城東は序盤、4番誉田の本塁打などで3点のリードを奪うと、1点差に迫られた5回には4本のヒットを集めて4点を追加して突き放します。八幡南も中盤以降、小刻みに得点をあげて追いすがり、9回は2点差としてなおも一死一、二塁と、長打が出れば同点という場面を作りました。しかし最後は、福工大城東の2番手・西野投手が踏ん張り、逃げ切りました。

 南北各4校による県大会方式が導入された2012年秋以降、南部のチームが秋の九州大会出場2枠を独占するのは初めて。6日(日)は北九州市民球場で3位決定戦と決勝が行われます。

【福工大城東ー八幡南】5回表福工大城東一死一、三塁 誉田が左前適時打を放ち4点目

<5日の試合結果>
【県大会】※赤字はシード校
▼準決勝(北九州)
福岡第一
000 003 030=6
宗像   202 000 001=5
▼準決勝(北九州)

福工大城東 021 040 000=7
八幡南   000 201 011=5

<最終日の予定>
【10/6(日)】
▼北九州
(3位決定戦)宗像ー八幡南
(決勝)福岡第一ー福工大城東

 

 

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