秋季大会第13日~宗像・福岡第一・福工大城東・八幡南が4強進出




 第145回九州地区高校野球福岡大会は27日(金)、南北4校ずつが出場する県大会が開幕。準々決勝4試合が行われベスト4が出揃いました。

 北九州市民球場の第一試合は北部のシード宗像と、筑陽学園・福岡大大濠・西日本短大附などが同居する南部の激戦区を勝ち上がった九産大九州の一戦。試合は投手戦となりましたが、1回と8回に1点ずつをあげた宗像が九産大九州を完封で下し、ベスト4一番乗りを果たしました。宗像は2試合連続の完封勝ちで、春秋通じて初の九州大会出場まであと1勝としました。
 第二試合は福工大城東が序盤から得点を重ねて、光陵に7回コールド勝ち。3回戦でシード・飯塚を下して県大会にコマを進めた光陵でしたが、2014年秋以来の九州大会出場はなりませんでした。福工大城東は2015年春以来の九州大会出場を目指します。

【八幡南ー久留米商】2回裏八幡南無死満塁 島津の遊ゴロ併殺崩れの間に三塁から中村が同点のホームイン

 光陵グリーンスタジアムの第一試合は、北部シードの九州国際大付とパート決勝でシード大牟田を破った福岡第一が激突。試合は1-1のまま延長戦に入り、12回までに決着がつかずタイブレークに突入します。13回表に九州国際大付が1点を勝ち越しましたが福岡第一はその裏に追い付くと、14回表の九州国際大付の攻撃を無得点に抑え14回裏にサヨナラ勝ち。約3時間に及ぶ熱戦に終止符を打ちました。福岡第一は2004年秋以来15年ぶりの九州大会に向けて、準決勝では宗像と対戦します。
 第二試合は八幡南ー久留米商、公立の実力校同士の一戦。この試合も投手戦となりましたが、2回に逆転に成功した八幡南が濵本投手の力投で久留米商の反撃をかわして1点差で逃げ切りました。八幡南は準決勝の福工大城東戦に2014年秋以来、5年ぶりとなる九州大会出場をかけます。

 準決勝2試合は10月5日(土)に北九州市民球場で行われ、勝者が九州大会の切符を手に入れます。

<27日の試合結果>
【県大会】※赤字はシード校
▼準々決勝(北九州)
九産大九州
 000 000 000=0
宗像    100 000 01x=2
▼準々決勝(北九州)※7回コールド
光陵    000 000 0=0
福工大城東 020 113 x=7
▼準々決勝(光陵GS)※延長14回
九国大付 000 100 000 000 10=2
福岡第一 000 000 010 000 11=3
▼準々決勝(光陵GS)
久留米商 100 000 000=1
八幡南  020 000 00x=2

<準決勝の予定>
【10/5(土)】※赤字はシード校
▼北九州 宗像ー福岡第一/福工大城東ー八幡南

 

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