秋季大会第４日～九産大九州、沖学園、戸畑、小倉工など３回戦へ |

　４日目を迎えた第１４５回九州地区高校野球福岡大会は各地で夏日となった８日（日）、厳しい暑さの中で北部で２回戦６試合、南部で２回戦９試合の１５試合が行われました。

（北部）
　北九州市民球場の第一試合は京都が７回コールドで高稜を下すと、第二試合の常磐ー北九州高専の一戦は１－２の９回裏に北九州高専が同点に追いつき延長戦へ。１３回タイブレークまでもつれましたが、北九州高専がサヨナラ勝ちを収めました。第三試合はシード・戸畑が５回に３点差を追いつかれましたが直後に４点を奪って福岡魁誠を突き放し、初戦を突破しました。
　的場池球場の第一試合は、田川が須恵に５回コールドで快勝。第二試合は７回に４点差を追いついた門司大翔館が９回に勝ち越すと、嘉穂東も土壇場で同点に追いついて延長戦となりましたが、最後は嘉穂東がサヨナラ勝ち。第三試合は昨秋から今夏までベスト８以上を継続する小倉工が小倉南を７回コールドで破り、３回戦ではシード戸畑と激突します。

（南部）
　桧原運動公園野球場の第一試合は、博多が有明高専に５回コールド勝ち。第二試合は投手戦となりましたが、９回に突き放した博多工が三池工を破りました。第三試合は９回に３点差を追いついた福岡舞鶴が、延長１０回に勝ち越し点を奪って筑紫丘との接戦を制しました。久留米市野球場の第一試合は九産大九州が筑紫台を完封し、７回コールド勝ち。第二試合は久留米が６回コールドで福岡農に快勝。第三試合は沖学園が福翔を８回コールドで下し、３回戦ではシード大牟田に挑みます。
　大牟田延命球場の第一試合では福岡第一が福大若葉に７回コールド勝ち。今年度から加盟した福大若葉の公式戦初勝利はお預けとなりました。第二試合は春日が中村三陽を９回サヨナラで下し、今春２回戦で敗れた雪辱を果たしました。第三試合は序盤に得点を重ねて主導権を握った香椎が小郡を破って３回戦に進出しました。
　１４日は北部で２回戦６試合と３回戦２試合、南部で２回戦の残り４試合と３回戦６試合の１８試合が予定されています。

＜８日の試合結果＞※赤字はシード校－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
【北部】
▼２回戦（北九州）※7回コールド
京都 600 001 3＝10
高稜 000 011 0＝２
▼２回戦（北九州）※延長13回
常磐　　　 002 000 000 000 0＝2
北九州高専 001 000 001 000 1＝3
▼２回戦（北九州）
福岡魁誠 000 030 000＝3
戸畑　　 120 041 10X＝9
▼２回戦（的場池）※5回コールド
田川 260 40＝12
須恵 000 00＝０
▼２回戦（的場池）※延長10回
門司大翔館 000 000 401 0＝5
嘉穂東　　 100 111 001 1＝6
▼２回戦（的場池）※7回コールド
小倉南 000 000０＝0
小倉工 011 400 1＝7

【南部】
▼２回戦（桧原）※5回コールド
博多　　 029 21＝14
有明高専 020 00＝２
▼２回戦（桧原）
博多工 200 000 003＝5
三池工 000 000 100＝1
▼２回戦（桧原）※延長10回
福岡舞鶴 120 102 003 1＝10
筑紫丘　 201 040 200 0＝９
▼２回戦（久留米）※7回コールド
筑紫台　　 000 000 0＝0
九産大九州 400 210 X＝7
▼２回戦（久留米）※6回コールド
久留米 202 025＝11
福岡農 000 000＝0
▼２回戦（久留米）※8回コールド
福翔　000 000 20＝2
沖学園 030 104 01＝9
▼２回戦（大牟田）※7回コールド
福大若葉 000 000 0＝0
福岡第一 101 321 X＝8
▼２回戦（大牟田）
中村三陽 001 110 000＝3
春日　　 000 003 002＝5
▼２回戦（大牟田）
小郡 003 000 011＝5
香椎 312 030 00X＝9