2019選手権大会第14日~西短・東筑など8強へ、真颯館は敗退




 第101回全国高校野球選手権福岡大会の14日目は23日、久留米市野球場、北九州市民球場で5回戦4試合が行われ、ベスト8が出揃いました。

 久留米市野球場の第一試合では真颯館と自由ケ丘、北部の強豪私立同士が激突しました。試合は序盤から真颯館が持丸の本塁打などで得点を重ね7回を終わって6-0とリード。このまま押し切るかと思われました。しかし自由ケ丘は8回に猛攻。山口の走者一掃のタイムリーなどで追いつき、真颯館のエース武内投手をノックアウトすると、その勢いのまま9回サヨナラ勝ち。自由ケ丘の8強入りは2016年以来、3年ぶり(北福岡大会は除く)となります。
 第二試合は、春の九州大会優勝校・西日本短大附が星琳と対戦。神宮、今村と2本の本塁打などで7点をあげた西日本短大附が、投げては2回戦(7月9日)以来の登板となった江崎投手が星琳を8回まで1点に抑える好投。9回に2点を失いましたが完投し、春季大会から続く公式戦の連勝を15に伸ばしました。西日本短大附は4強進出した2017年以来のベスト8入りとなりました。

【博多工ー東筑】1回表東筑一死満塁、友広の右前打で江藤(7)に続き楠田が生還

 北九州市民球場ではシード校博多工と東筑、南北の公立校同士がぶつかりました。東筑は初回、博多工・田代投手の立ち上がりを攻め、7安打に2つの四球、敵失などをからめて一挙10点と自慢の強打が爆発。博多工もその裏、4番成田の本塁打で2点を返しますが、東筑は6回にも2番手・浅川投手から5点を追加して6回コールド勝ちを収めました。優勝した2年前以来となるベスト8進出です。
 第二試合は南部勢同士の一戦となりましたが、春日のエース坂元投手が大牟田打線を4安打1点に抑えて完投。4回戦の飯塚に続き校を連破し、初の8強進出を果たした2年前以来となる準々決勝進出を決めました。

 24日は休養日で明日25日からベスト4を賭けた熱戦が再開、まずは準々決勝2試合が行われます。

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<23日の試合結果>※赤字はシード校

【県大会】
▼5回戦(久留米)
真颯館  100 201 200=6
自由ケ丘 000 000 061=7
(真)武内→小前(自)大庭
▼5回戦(久留米)
西短大附 004 000 102=7
星琳   000 001 002=3
(西)江崎(星)原田→古川→丸本→古川
▼5回戦(北九州市民)6回コールド

東筑  1000 005 =15
博多工 200 001 =3
(東)藤原(博)田代→浅川
▼5回戦(北九州市民)
春日  021 000 200=5
大牟田
000 001 000=1
(春
)坂元(大)姫野

<25日の試合予定> ※赤字はシード校
(準々決勝)
▼久留米   筑陽学園小倉工九州国際大付福岡大大濠

 

 

 


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