2019選手権大会第11日~県大会開幕、筑陽,九国大付など5回戦へ




 第101回全国高校野球選手権福岡大会は19日の4回戦から、32校による県大会が始まりました。時折雨が降るあいにくの天候となりましたが、4球場で予定通り8試合が行われました。この日は5回戦に8校が勝ち上がりましたが、そのうち6校が南部勢という結果となりました。

【福岡大大濠ー門司学園】5回裏福岡大大濠一死一、三塁 宮本の右中間二塁打で溝田(3)に続いて山城が生還

 久留米市野球場の第一試合は今春センバツ出場校の筑陽学園が近大福岡と対戦。初回一死満塁の場面で登板した西舘投手が後続を断つと、2回以降も得点を許さず、打っては4回に自ら3点本塁打を放つなど投打に活躍。6-0で近大福岡を破り、5回戦に進出しました。第二試合もシード・筑紫台の左腕・丸林投手が東筑紫学園を完封、打線も5回以降に小刻みに点を重ねて6-0で快勝しました。
 北九州市民球場では、昨夏南福岡大会準優勝の九産大九州がシード・東海大福岡と対戦。試合は序盤、九産大九州のペースで進みますが6回に東海大福岡が4点を奪って逆転。それでも九産大九州は8回に追いつくと9回に勝ち越しに成功し、1点差の接戦をものにしました。第二試合は今大会初先発となった九州国際大付の酒井投手が福岡舞鶴に得点を許さず、7-0の7回コールド勝ち。下村投手を温存したまま勝ち上がった5回戦では、筑紫台と激突します。

 小郡市野球場の第一試合では福工大城東が序盤、6-0とリードを広げますが中盤以降、青豊が徐々に反撃。9回1点を返してなおも二死二、三塁と迫りましたが、あと一歩及びませんでした。第二試合は、今春九州大会ベスト8の福岡大大濠が5回まで6-0と試合を優位に運びますが、6回に門司学園が4点を返し2点差に。それでもその裏、福岡大大濠は門司学園投手陣の制球の乱れに乗じ、一挙8点を奪ってコールド勝ちを収めました。
 光陵グリーンスタジアムの第一試合は、序盤から小倉工が小刻みに点を重ねて、そのまま香椎を押し切り7-2で快勝。5回戦では福工大城東との一戦となります。ノーシード対決となった第二試合は、6回に4点を奪って逆転した祐誠が三好~関の継投で豊国学園を振り切りました。次戦は福岡大大濠に挑みます。

 20日は4回戦の残り8試合が行われ、ベスト16が出揃います。

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【福工大城東ー青豊】1回表福工大城東一死満塁 竹島の左前打で誉田が生還

<19日の試合結果>※赤字はシード校

【県大会】
▼4回戦(久留米)
筑陽学園 000 300 003=6
近大福岡 000 000 000=0
(筑)西→西舘(近)前田
▼4回戦(久留米)
東筑紫学園 000 000 000=0
筑紫台   000 022 11X=6
(東)川本→松尾(筑)丸林
▼4回戦(北九州市民)
九産大九州 011 002 011=6
東海大福岡 000 104 000=5
(九)恒吉→野田(東)重田→大久保
▼4回戦(北九州市民)7回コールド
福岡舞鶴 000 000 0=0
九国大付 001 021 3=7
(福)原→丸田(九)酒井

▼4回戦(小郡)
福工大城東 401 010 000=6
青豊    000 010 101=3
(福)坂本→中村(青)工藤
▼4回戦(小郡)6回コールド
門司学園 000 004 =4
福大大濠 020 138 =14
(門)大磯→内藤→坪井(福)深浦→山下
▼4回戦(光陵GS)
香椎  000 002 000=2
小倉工 002 122 00X=7
(香)松岡→神谷→山下→松尾(小) 樋口→灘→笹田
▼4回戦(光陵GS)
祐誠   000 004 100=5
豊国学園
010 000 000=1
(祐)三好→関(豊)中村水→隅田→下台

<20日の試合予定> ※赤字はシード校
(4回戦)
▼久留米   東福岡ー自由ケ丘/西日本短大附ー水産
▼北九州市民 久留米
真颯館/久留米商-星琳
▼小郡    博多工ー北九州市立/大牟田ー八幡工
▼光陵GS  福島ー東筑/春日ー飯塚

 

 


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