第１０１回全国高校野球選手権福岡大会の１０日目は１６日、３回戦の残り９試合（北部４試合、南部５試合）が行われ、県大会に出場する３２校が決まりました。シード１６校のうち１４校が県大会に進出するなど、比較的順当な結果となりました。県大会は１９日（金）に開幕し、まずは２日間にわたって４回戦１６試合が行われます。
（北部）
中間仰木彬記念球場の第一試合は、水産が常磐を５回に再逆転、そのまま１点差を守り切りました。第二試合は４回まで６点を挙げてリードを奪った八幡工が、小倉の反撃を３点に抑えて押し切りました。
筑豊緑地野球場ではシード校２校がいずれも快勝。星琳が大和青藍に、飯塚が戸畑にそれぞれ８－１の７回コールドで下し、県大会にコマを進めました。
（南部）
小郡市野球場の第一試合は、今春２回戦の再戦となった久留米商ー福岡第一の一戦。試合は２－１で久留米商がリードしたまま終盤を迎えますが、７回に久留米商がさらに２点を勝ち越し。９回にも２点を加えて春の雪辱を果たしました。第二試合は春日・坂元、純真・矢島、左右の好投手の投げ合いになりましたが、四死球や失策などでリードを広げた春日が８回に３点を奪って突き放し、粘る純真を振り切りました。
久留米市野球場では第一試合で、昨夏南福岡大会４強の香椎が小郡に７回コールド勝ち。第二試合は、九州大会８強の福岡大大濠に対し、福岡が轡水投手の好投で２点のリードを保ったまま最終回へ。しかし福岡大大濠は二死二、三塁から杉村、友納の連続適時打で３点を奪い、土壇場で試合をひっくり返す逆転サヨナラ勝ち。初戦の九産大九産に続く激闘を制しました。第三試合は春の九州大会優勝校の西日本短大附が、５回コールドで福岡講倫館を圧倒しました。
＜16日の試合結果＞※赤字はシード校
【北部】
▼３回戦（中間仰木彬記念）
常磐 000 030 000＝3
水産 000 130 00x＝4
（常）江草（水）石元
▼３回戦（中間仰木彬記念）
八幡工 104 110 001＝8
小倉 000 300 000＝3
（八）高橋（小）吉川
▼３回戦（筑豊緑地）7回コールド
大和青藍 000 100 0＝1
星琳 030 050 X＝8
（大）永嶋（星）古川→丸本
▼３回戦（筑豊緑地）7回コールド
飯塚 313 000 1＝8
戸畑 001 000 0＝1
（飯）平山→満岡（戸）荒木→田代→麻生【南部】
▼３回戦（小郡）
久留米商 020 000 202＝6
福岡第一 100 000 100＝2
（久）牛島→安徳（福）高木
▼３回戦（小郡）
純真 100 000 010＝2
春日 100 101 03X＝6
（純）矢島→小野（春）坂元
▼３回戦（久留米）
小郡 000 010 0＝1
香椎 024 003 X＝9
（小）貴田→横溝→山下（香）松岡→松尾→関
▼３回戦（久留米）
福岡 003 000 000＝3
福大大濠 000 100 003＝4
（福）轡水→岸川（濠） 深浦→山下
▼３回戦（久留米）5回コールド
福岡講倫館 000 01＝1
西短大附 107 03＝11
（福）矢野→広田（西）浅川→浜崎
<県大会の組み合わせ> ※赤字はシード校
（４回戦）【19日】
▼久留米 筑陽学園ー近大福岡／筑紫台ー東筑紫学園
▼北九州 九産大九州ー東海大福岡／福岡舞鶴－九州国際大付
▼小郡 福工大城東ー青豊／福岡大大濠ー門司学園
▼光陵ＧＳ 香椎ー小倉工／祐誠ー豊国学園（４回戦）【20日】
▼久留米 東福岡ー自由ケ丘／西日本短大附ー水産
▼北九州 久留米ー真颯館／久留米商－星琳
▼小郡 博多工ー北九州市立／大牟田ー八幡工
▼光陵ＧＳ 福島ー東筑／春日ー飯塚
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