2019選手権大会第3日~九国、博多工、折尾愛真など初戦突破




 3日目を迎えた第101回全国高校野球選手権福岡大会は8日、北部で2回戦4試合、南部で2回戦6試合がそれぞれ行われ、シード・九州国際大付、博多工などが3回戦に進出しました。

(北部)
 北九州市民球場では、優勝候補の一角・九州国際大付が古賀竟成館と対戦。九州国際大付は序盤から得点を重ね4回までに9点をリードすると、古賀竟成館の反撃を6回の2点に抑えて、7回コールドで初戦を突破しました。第2試合は点の取り合いとなり6-6のまま終盤を迎えましたが、門司学園が終盤突き放して北九州高専を振り切りました。
 筑豊緑地野球場の第1試合では、希望が丘が3回に3点を挙げて主導権を握ると終盤にかけてリードを広げ、投げては浅田投手が育徳館を3安打1点に抑える好投。8-1で快勝しました。第2試合は昨夏北福岡大会優勝校・折尾愛真が若松と対戦。折尾愛真は3回に3点するなど優位に試合を進め、9回には一挙10点を挙げてダメ押し。先発した1年生右腕の稲川投手が若松打線を4安打に抑えて完封し、3回戦に進出しました。

(南部)
 小郡市野球場の第1試合ではシード・博多工が朝倉と対戦。博多工は初回に4点を先制しますが、中盤にかけて朝倉も追い上げ6回に追いつき、6-6の同点に。それでも博多工は8回裏に決勝点を挙げ、辛くも勝利を収めました。第2試合は大川樟風の池松投手が筑紫丘を1点に抑える好投。5-1で勝利し、2010年以来となる夏1勝を挙げました。

 久留米市野球場では、福岡舞鶴が毎回得点で15点を挙げて、朝倉光陽に5回コールド勝ち。八女農も明善を5回コールドで圧倒しました。大牟田延命球場では、今年初参加の福岡大若葉が1年生部員だけで早良に挑みました。中盤まで1点リードし、逆転された後も3点差を追いつく粘りを見せましたが、8回に勝ち越し点を許して力尽きました。第2試合は投手戦となりましたが、7回に均衡を破った久留米が、夏初勝利を目指した福岡常葉を下しました。

 9日は北部で2回戦4試合、南部で2回戦8試合の計12試合が予定されており、南部ではセンバツ出場校の筑陽学園、今春九州大会を制した西日本短大附などシード4校が登場します。

<8日の試合結果>※赤字はシード校

【北部】
▼2回戦(北九州)7回コールド
古賀竟成館 000 002 0=2
九国大付  240 300 X=9
▼2回戦(北九州)
北九州高専 000 330 001=7
門司学園  102 300 32X=11
▼2回戦(筑豊緑地)
希望が丘 003 001 031=8
育徳館  000 010 000=1
▼2回戦(筑豊緑地)
折尾愛真 003 100 1010=15
若松   000 000 00 0= 0

【南部】
▼2回戦(小郡)
朝倉  001 022 100=6
博多工 400 020 01X=7
▼2回戦(小郡)
大川樟風 000 012 002=5
筑紫丘  000 000 100=1
▼2回戦(久留米)5回コールド
福岡舞鶴 533 22=15
朝倉光陽 000 00=0
▼2回戦(久留米)5回コールド
明善  000 00=0
八女農 503 02=10
▼2回戦(大牟田延命)
福大若葉 011 000 120=5
早良   010 004 01X=6
▼2回戦(大牟田延命)
福岡常葉 000 000 000=0
久留米  000 000 10X=1

<9日の試合予定> ※赤字はシード校
【北部】
▼北九州市民(2回戦)八幡南ー稲築志耕館/須恵ー光陵
▼光陵GS (2回戦)慶成ー豊国学園/小倉南ー自由ケ丘

【南部】
▼春日公園 (2回戦)西南学院ー武蔵台/福工大城東ー筑前

▼小郡   (2回戦)筑陽学園ー福岡工/福岡講倫館ー八女
▼久留米  (2回戦)三池ー福翔/福岡大大濠ー九産大九産
▼大牟田延命(2回戦)西日本短大附ー玄洋/博多ー福岡

 

 


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