春季大会第9日~真颯館,飯塚,西短,博多工,城東,大濠が県大会へ




 第144回九州地区高校野球福岡大会は28日(金)、北部でパート決勝2試合、南部でパート決勝4試合が行われ、県大会出場校が出揃いました。

【北部】北九州市民球場の第一試合(Cパート決勝)はシード・真颯館と嘉穂東が対戦しました。中盤まで投手戦の様相を呈していましたが真颯館が徐々に点差を広げ、終わってみれば打線は15安打を放ち、投げては先発の武内投手が嘉穂東打線を5安打に抑えて完封、6-0で快勝しました。
 第二試合(Dパート決勝)では、シード・飯塚と東海大福岡が激突。飯塚・平山、東海大福岡・大久保の両先発の好投でがっぷり四つに組む緊迫した試合となりました。2-2の同点で迎えた7回に飯塚が勝ち越すと、9回にもダメ押しの2点を加えて粘る東海大福岡を下しました。

【南部】2球場でパート決勝が一挙に4試合が行われました。小郡市野球場の第一試合(Cパート決勝)は、シード・福工大城東が福岡工と対戦。初回に2点ずつ取り合いますが、その後も着実に得点を重ねた福工大城東が8-2で快勝しました。第二試合(Dパート決勝)は福岡大大濠-大牟田。両校は昨夏南福岡大会準々決勝でも対戦し、この時は福岡大大濠に軍配が上がりましたが、再戦となった今回も福岡大大濠が競り合いを制しました。
 久留米市野球場の第一試合(Aパート決勝)西日本短大附と福岡第一の一戦は本格投手戦となりましたが、8回裏に均衡を破った西日本短大附が1-0で勝利しました。第二試合(Bパート決勝)博多工ー東福岡のノーシード対決は3-3のままタイブレークに突入、博多工が8-7で東福岡を振り切り、県大会出場を決めました。

 県大会は久留米市野球場で4月2日(火)に開幕。休養日を挟み、6日(土)に決勝および3位決定戦が行われ、上位3校が4月20日(土)から鹿児島で行われる九州大会にセンバツ出場校の筑陽学園と共に出場します。

<29日の試合結果> ※赤字はシード校
【北部】

Cパート決勝(北九州)
真颯館 100 012 110=6
嘉穂東 000 000 000=0
Dパート決勝(北九州)
飯塚    100 100 102=5
東海大福岡 000 110 000=2

【南部】
Cパート決勝(小郡)
福工大城東 202 120 010=8
福岡工   200 000 000=2
Dパート決勝(小郡)
大牟田  011 010 000=3
福大大濠 012 001 00x=4
Aパート決勝(久留米)
福岡第一 000 000 000=0
西短大附 000 000 01x=1
Bパート決勝(久留米)※延長13回
博多工 012 000 000 000 4=7
東福岡 010 000 020 000 3=6

<4月2日の試合予定>※赤字はシード校
【県大会】
▽久留米 (準々決勝)西日本短大附九州国際大付/博多工―小倉工

 

 


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