2018春季大会展望⑤北Cパート~シード・小倉の優位揺るがず




 北部Cパートは、シード・小倉が頭一つ抜けた存在で、手堅く県大会出場を決めそうです。
 小倉は昨秋、準決勝で東筑に延長戦でサヨナラ負け。あと一歩のところで九州大会出場を逃しましたが、九州大会でベスト4に勝ち進んだ東筑と互角の戦いを演じたことは高く評価されます。エース・河浦投手は県内屈指の本格派。140キロ超の直球にスライダー、チェンジアップを駆使した投球を見せます。速球派ですが四球も少なく、大崩れすることもありません。打撃陣では1番樵田は出塁率の高いリードオフマン、パワーヒッターの河浦が4番に座り、シュアな打撃を見せる3番石橋、勝負強い5番本田と共に中軸を形成し、投打にバランスが取れています。

 この小倉を脅かすような強力な対抗勢力は見当たりませんが、敢えて挙げるとすれば田川、中間、門司学園などでしょうか。
 田川は昨秋、北九州地区新人大会準優勝の常磐などを破って2勝。勝った2試合で22得点をあげた打線が、小倉・河浦投手にどこまで食い下がれるか。昨夏のマウンドを経験した吉田、浦野両投手の踏ん張りも欠かせません。もう一つのパートからは秋季大会で2勝の中間、シード・飯塚に7-9と善戦した門司学園などが上位をうかがいますが、いずれにしても小倉の優位は揺るぎそうもありません。

※校名の赤字はシード校、緑字は本サイトの独断による有力校


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