秋季大会第11日~県大会開幕、東筑と小倉が4強進出




 第141回九州地区高校野球福岡大会は30日、秋晴れの北九州市民球場で北部、南部各4校による県大会が始まりました。この日は準々決勝の2試合が行われ、東筑と小倉の北部2校が準決勝進出を決めました

 第一試合は、今夏の優勝校・東筑と、その東筑に夏の大会準々決勝で逆転負けを喫した福工大城東の一戦となりました。1、2回と両校それぞれチャンスを作りながら得点できませんでしたが、東筑が3回に8番手嶋の二塁打を皮切りに3四死球、3安打で一挙5点を奪って福工大城東の先発・中村投手をkO。続く4回にも3安打に四球、敵失を絡めて3点を追加し、序盤で勝負を決めました。投げてはエース石田投手が、福工大城東打線を散発5安打に抑え、三塁を踏ませない好投で完封。7回コールドで準決勝に一番乗りを果たしました。

 第二試合は小倉と春日、南北の公立校対決となりました。小倉は初回、河浦のタイムリーで先制しますが、その後は小倉・河浦、春日・西山の両投手による投手戦となりました。小倉は6回に本田の犠飛で貴重な追加点をあげると、8回には4安打3四死球で4点を挙げて突き放し、そのまま押し切りました。小倉の河浦投手は春日打線を4安打に抑え9つの三振を奪う力投を見せ、こちらも三塁を踏ませずに完封しました。
 勝った両校は10月7日(土)の準決勝で対戦し、勝者が九州大会への出場切符を掴みます

 1日(日)は、北九州市民球場で準々決勝の残り2試合が行われ、ベスト4が出そろいます。

<30日の試合結果>※赤字はシード校
▼準々決勝(北九州)
東   筑 005 300 2 =10
福工大城東 000 000 0 =0
(7回コールド)
▼準々決勝(北九州)
春 日 000 000 000 =0
小 倉 100 001 04X =6

<10月1日の試合予定>※赤字はシード校
▽北九州(準々決勝)
①東筑紫学園―筑陽学園

九州国際大付ー東福岡




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