台風一過の秋晴れのもと、大会8日目を迎えた第141回九州地区高校野球福岡大会は18日、北部で3回戦1試合と4回戦4試合、南部で3回戦8試合の計13試合が行われました。
北部では、北九州市民球場の第一試合で3回戦最後の試合、田川ー戸畑の一戦が行われました。序盤6-1とリードを奪った田川を戸畑が徐々に追い上げ9回表に逆転しましたが、田川がその裏に2点を挙げて逆転サヨナラで4回戦へ。第二試合からは4回戦に入り、序盤からリードを奪った真颯館が、そのまま折尾を押し切り8-3で快勝しました。第三試合は小倉工が中間に7回コールド勝ち、2年連続の県大会に王手をかけました。
中間仰木彬記念球場では小倉が光陵に競り勝ち、九州大会に出場した2年前以来となる県大会出場をかけてパート決勝で真颯館と激突します。第二試合ではシード・飯塚と東筑紫学園が対戦。試合は投手戦となりましたが、6回に逆転した東筑紫学園に軍配が上がりました。これで北部のシード4校のうち、2校が姿を消しました。
南部では3回戦8試合が行われ、4回戦に進む16校が出揃いました。春日公園野球場ではシード・久留米商が修猷館に得点を許さず7回コールド勝ち、順当に4回戦を決めました。第二試合は初戦でシード・大牟田を破った東福岡が5回コールドで八女農を圧倒。第三試合も福岡第一が三潴を7回コールドで破りました。
桧原運動公園野球場では、博多が久留米筑水に完封勝ち。第二試合は序盤から小刻みに得点を加えた香椎が、香住丘との「香椎対決」を制しました。第三試合は三池が8回に一挙4点を奪って早良に逆転勝ち。4回戦では福岡第一と対戦します。
大牟田延命球場では筑陽学園と祐誠、福岡地区と筑後地区の強豪同士の一戦となりましたが、初回に4点を先制した筑陽学園が8-0で7回コールドの完勝。第二試合では中村三陽が8回に逆転しましたが、その裏に福島が5点を挙げて再逆転し、接戦をものにしました。
大会9日目の9月23日(土)は、北部でパート決勝の2試合と、4回戦2試合が行われ、まず県大会出場の2校が決まります。南部は4回戦8試合が3球場で一斉に行われ、パート決勝の顔ぶれが決まります。
<18日の試合結果>※赤字はシード校
【北部】
▼3回戦(北九州)
戸畑 100 210 013 =8
田川 150 000 012 =9
▼4回戦(北九州)
真颯館 110 023 001 =8
折 尾 001 002 000 =3
▼4回戦(北九州)※7回コールド
中 間 000 000 0 =0
小倉工 103 005 X =9
▼4回戦(中間)
光陵 000 000 010 =1
小倉 000 003 01X =4
▼4回戦(中間)
飯 塚 000 010 000 =1
東筑紫学園 000 002 00X =2
【南部】
▼3回戦(春日)※7回コールド
久留米商 100 304 0 =8
修猷館 000 000 0 =0
▼3回戦(春日)※5回コールド
八女農 000 00 =0
東福岡 103 6X =10
▼3回戦(春日)※7回コールド
三 潴 100 000 0 =1
福岡第一 104 001 2 =8
▼3回戦(桧原)
久留米筑水 000 000 000 =0
博 多 000 100 04X =5
▼3回戦(桧原)
香 椎 110 031 000 =6
香住丘 000 000 010 =1
▼3回戦(桧原)
三池 000 100 040 =5
早良 101 110 000 =4
▼3回戦(大牟田)※7回コールド
筑陽学園 400 011 2 =8
祐 誠 000 000 0 =0
▼3回戦(大牟田)
中村三陽 001 000 030 =4
福 島 010 010 05x =7
<9月23日の試合予定>※赤字はシード校
【北部】
▽北九州(パート決勝)若松ー東筑/真颯館―小倉
▽大谷 (4回戦)九州国際大付―希望が丘/北九州市立ー田川
【南部】
▽小郡 (4回戦)沖学園―福工大城東/久留米商―香椎/三池―福岡第一
▽久留米(4回戦)博多―筑陽学園/久留米―九産大九産/福島―東福岡
▽大牟田(4回戦)福岡工―福岡/春日―筑紫中央
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