秋季大会第2日~小倉,西短など3回戦へ、福岡常葉が公式戦初勝利




 第141回九州地区高校野球福岡大会は27日、北部で2回戦8試合、南部で1回戦3試合と2回戦6試合がそれぞれ行われました。

 北部では、北九州市民球場の第1試合で八幡が高稜と対戦。10-0で迎えた6回裏に高稜が一挙6点を奪って反撃しましたが、9回にダメ押しの3点を挙げた八幡が勝利を納めました。第2試合では福岡中央地区新人大会準優勝のシード・育徳館と、同じ福岡中央地区の嘉穂の一戦。8回表まで2-1と嘉穂がリードしていましたが、8回裏に3点を挙げて逆転した育徳館が初戦を突破しました。第3試合は中間が門司大翔館に競り勝ち、春夏秋の各大会では2012年の秋以来となる5年ぶりの勝利(不戦勝を除く)を挙げました。
 桃園球場では、8回裏に一挙7点を挙げた光陵が新宮に逆転勝ち。第2試合では小倉が京都を6回コールドで破り、次戦はシードの育徳館と対戦します。筑豊緑地野球場では、鞍手竜徳が小倉西との点の取り合いを制し、小倉工小倉商はいずれも5回コールドで快勝しています。

 南部では、1回戦の残り3試合が行われ八女工香住丘がコールド勝ちを納め、福岡常葉も明善を7-4で破って2回戦へ。2011年4月に野球部が発足した福岡常葉は、これが記念すべき公式戦初勝利となりました。2回戦3試合が行われた桧原公園野球場では、筑紫丘が太宰府との乱戦を制し7回コールド勝ち。中村三陽は序盤0-7とリードを奪われますが、徐々に追い上げて9回に追いつくと、延長10回逆転サヨナラ勝ち。西日本短大附は福岡西陵に一時逆転を許しますが再逆転に成功し、7-6と競り勝ちました。久留米市野球場では福岡工糸島がいずれもコールド勝ちで3回戦へ進出。大牟田延命球場でも福岡が朝倉を10-0と圧倒しました。

 大会3日目の9月2日(土)は、北部は2回戦6試合が予定されています。南部は26日に6試合が延期になった影響で日程変更が行われる予定です(28日に福岡県高野連が発表予定)。

<27日の試合結果>※赤字はシード校
【北部】
2回戦(北九州)
八幡 002 251 003=13
高稜 000 006 000=6
2回戦(北九州)
嘉 穂 001 100 000=2
育徳館 000 100 03x=4

2回戦(北九州)
門司大翔館 000 002 000=2
中   間 000 030 00X=3
2回戦(桃園)
新宮 101 002 011=6
光陵 000 020 07x=9
2回戦(桃園)※6回コールド
京都 000 000=0
小倉 020 602=10
2回戦(筑豊緑地)
鞍手竜徳 300 402 000=9
小倉西  103 001 000=5
2回戦(筑豊緑地)※5回コールド
大和青藍 000 01=1
小倉工  043 4x=11
2回戦(筑豊緑地)※5回コールド
小倉商   011 512=19
若商・遠賀 000 0 0=0

【南部】
1回戦(久留米)※8回コールド
八女工 121 000 03=7
筑紫台 000 000 00=0
1回戦(大牟田)※5回コールド
香住丘 706 00=13
山 門 010 00=1
1回戦(大牟田)
福岡常葉 310 300 000=7
明  善 101 002 000=4
2回戦(桧原)※7回コールド
太宰府 000 060 0=6
筑紫丘 018 311 x=14
2回戦(桧原)※延長10回
伝習館  112 300 000 1=8
中村三陽 000 002 221 2=9
2回戦(桧原)
西短大附 101 004 010=7
福岡西陵 001 020 030=6
2回戦(久留米)※8回コールド
福岡工   012 000 33=9
久留米高専 001 000 01=2
2回戦(久留米)※5回コールド
有明高専 000 00=0
糸  島 382 0x=13
2回戦(大牟田)※7回コールド
福岡 001 411 3=10
朝倉 000 000 0=0

<9月2日の試合予定>※赤字はシード校。
【北部】
▽北九州 (2回戦)須恵ー戸畑工/北筑ー鞍手/希望が丘―慶成
▽桃園  (2回戦)門司学園―飯塚/宗像―八幡中央/嘉穂総合・西田川―近大福岡
【南部】
※調整中、8月28日発表予定

 




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