各地区新人大会が終了、春日・久留米商・九国大付・飯塚が優勝




 8月2日から各地区で行われていた新人大会は19日に全日程を終了。福岡地区は春日、筑後地区は久留米商、北九州地区は九州国際大付、福岡中央地区は飯塚がそれぞれ優勝しました。この4校に各地区の準優勝校(北九州地区は選手権大会出場の東筑)を加えた8校をシードとする秋季大会が26日(土)から始まります(抽選は22日・火)。

 福岡地区で優勝した春日は、選手権8強の勢いをそのまま持ち込んだ感があります。前チームから中軸に座る重田、元田を中心とした打線が5試合で40得点を叩き出し、福岡第一、筑陽学園、福工大城東などの私立を破りました。夏8強のレギュラー4人が残る福工大城東も、順当に決勝まで勝ち上がりました。ベスト4に進出し復活を狙う東福岡、その東福岡に敗れたものの1年生に有力選手の集まる福岡大大濠なども、秋季大会での戦いぶりに注目したいと思います。
 筑後地区は久留米商が昨年に続く優勝。同校は2010年以降、7年連続で新人大会で決勝に進出しており、この時期に圧倒的な強さを誇ります。今年も西日本短大附、大牟田というライバル校に快勝しての頂点。夏4強のメンバーから護山、平田らの中軸打者が残っており、秋季大会でも上位進出が期待されます。

 北九州地区は九州国際大付が7年ぶりの優勝。同校も5試合で38点と打線が好調で、夏の大会で苦戦した東筑紫学園のほか、自由ケ丘、真颯館などの強敵を破りました。夏の大会ではベスト16に終わり4連覇を逃したものの、4番甲斐をはじめ中村、菊田などの野手、1年生ながら正捕手として夏の大会に出場した梅崎などが主力となる新チームは力がありそうです。準優勝の常磐も前チームに続いて打線に力があります。夏の優勝校・東筑がシードになるため秋季大会ではノーシードからの戦いとなりますが、有力な一校となりそうです。好投手・河浦を擁するベスト4の小倉のほか、真颯館、自由ケ丘などもの私立勢も秋季大会で上位をうかがいます。
 福岡中央地区では飯塚が、宿敵・東海大福岡を準決勝で破って優勝。夏ベスト16のチームから2~5番がそのまま残っており、投手力次第では、秋季大会でも十分に上位が狙いそうです。準優勝の育徳館、ベスト4の東海大福岡、光陵なども上位争いに絡んできそうです。




Pocket
LINEで送る

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*